こんばんは!
本日はscotsman.comの記事からいくつかの英語表現を取り上げて学んでいきます。
※以下要約、並びに英単語、英熟語の解説はあくまで私の見解で書いているものであり、実際に執筆された方々の公式文章ではありません。
~要約~
アイルランドのライアンエアーは本日、欧州司法裁判所で2010年のアイスランド火山噴火の影響でたち止めを受けた乗客に対し補償金の支払を命じられました。欧州司法裁判所は、航空会社は例え火山噴火による飛行危機回避という非常事態であろうと、乗客への補償義務は免れないと判決を下しました。
今回の判決に先立ち、1人の乗客はポルトガルで1週間たち止めを受け1,130ユーロの補償金の支払を求めていました。ライアンエアーは既に補償金として請求を受けた乗客の一部に26.1 million ユーロの支払を済ませていますが、その他の多くの請求を受け付けておらず、判決では乗客へ妥当な請求額に対しては支払うべきとされています。
~要約終わり~
DUBLIN-based
このbasedの後ろに地名を置くことで、~を本社とする、本拠地とするという意味になります。おもしろい形容詞句です。会社や法人団体、慈善団体などを取り上げた英字新聞記事ではしばしば使われる表現なので知っておきたいですね。
been ordered
orderされた、という事ですね。orderは日本語では注文、というイメージが強いと思いますが、英語では指令、指示するという意味でも頻繁に使われます。上司が部下に、今回のように裁判所が被告に使う動詞としては定番の動詞ですね。インド航空会社の記事でも取り上げています。
超基礎英単語、補償、補償金、という意味ですね。動詞はcompensateで前置詞forとセットになりcompensate for(~を補償する)という定番の英熟語になります。同じ「ホショウ」でも保証だとwarrantyやguarantee、certificationなどが保証書などという意味で頻繁に使われますね。
stranded
たち止めを受ける、足留めをうける、という意味で、事故や、自然災害などの記事では頻繁に使われる英単語です。イスラエルの記事、ジャマイカの記事でも取り上げています。
eruption
噴火という意味ですね。動詞はerupt。火山(volcano)とほぼ100%一緒に出てくる英単語だと思います。
faceは顔、という意味で日本語ではまずイメージがわきますね。それ以外にも日本語で、問題に向き合う、という言い方をしますがその向き合う、遭遇する、という意味の動詞としてfaceが頻繁に使われます。obligationは「義務」ですね。責任を意味するresponsibilityとは意味が異なります。義務は義務なので基本的にやらなければいけない事です。
extraordinaryはordinary(通常の)のextra(外)という意味で通常とかけ離れた、桁外れの、異常な、という意味ですね。2人の神の記事で取り上げています。
millions of
thousands ofと並んで英語ではよく出てきますが、この千や百万の単位の前に数字が入っていない場合、日本語でいう「数」千や「数」百万、というニュアンスになるんですね。この「数」にあたる単語がないので少しややこしいですね。
during the crisis
前置詞のduringは接続詞whileと対比して頻繁にでてきますね。duringは前置詞なので後ろは名詞(句)ですね。ケアンズのヘビの記事、結婚記事、マンデラ氏の記事、王室の記事、仙台空港の記事、そしてモリの物語、カラスの記事で頻繁に取り上げています。
reasonable
日本語でもいいますよね、「リーズナブル」。cheapは「安い」という意味でリーズナブルは「お手ごろな、又は適正な」という意味になり、納得できる価格、というニュアンスになりますので、必ずしも安価という意味ではないですね。英会話でも頻出する英単語の1つです。
あの火山からすでに数年経過しているんですね。時の経つのは早いものですね。
本日は以上です。
「乗客への補償金の記事から英語を学ぶ」への2件のフィードバック
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