こんばんは!
今日はBBCの記事からいくつかの英語表現を取り上げて学んでいきます。
※以下要約、並びに英単語、英熟語の解説はあくまで私の見解で書いているものであり、実際に執筆された方々の公式文章ではありません。
~要約~
オーストラリアの作家、Bryce Courtenayさんがガンのため、木曜日79歳でこの世を去りました。
50代になってはじめて作家活動をスタートしたCourtenayさんは21冊の作品と、世界中で2000万冊の売り上げを記録しました。
南アフリカで産まれたCourtenayさんは、ロンドンでジャーナリズムを学び、1950年代にオーストラリアに帰国。30年間広告業界で働いた後、南アフリカのアパルトヘイトの中で育つ少年を描いた初めての作品を執筆し、800万冊を売上げ、後に映画にもなりました。
Courtenayさんはまた、血友病治療の為の輸血によりエイズ感染してしまい、命を落とした息子Damonについての本も出版しており、この執筆の時間が人生の中で最も辛い事だったと明かしています。
彼の最新作Jack of Diamondsは2週間前に出版されました。
妻のChristineさんは、Courtenayさんに関わる全ての方々の愛情と支えに感謝したいと述べました。
~要約終わり~
~歳で、というお決まりの英会話表現でしたね。以前の記事でも一度取り上げています。もちろんWhen he was ~、という言い方でもメッセージは同じですよね。前置詞atでつなげるか、接続詞whenを使って文章を組み立てるかの違いです。
過去完了進行形が使われています。過去完了は過去にも、バケツの記事やクリスマスの記事、ペルー記事、スペースシャトルの記事、プリンセスの記事などで何度も取り上げています。suffer fromは~に苦しむ、という英会話定番の表現です。過去にも別記事で取り上げています。suffer fromは病気や、生活が困窮する事、人生に大きく影響するような困った事などを表現する時に使い、単なる困った、というニュアンスでは使いません。
in his 50s
50代のとき、という意味です。英会話で過去の話を取り上げるときには定番ですね。When she was in her 20s, she worked as a model.20代の頃は彼女はモデルをしていた、なんて感じですね。10代や20代ではあまり~代のころはね~、なんて話ししないかもしれませんが、30代を超えると少しづつ会話の中に出てくる表現ではないですかね。
pen 21 books
このpenはペンではなく、執筆する、という動詞なんですね。おもしろいですよね~。先日アデュールのNick先生のレッスンで出てきた牛の乳しぼり、milk a cowには生徒さんとても驚いていました。この時のmilkはミルクという意味ではなく、乳をしぼる、という動詞になっているんですね。英会話学習者にはなかなか知らない名詞だけじゃなく、動詞にもなる英単語、たくさんあるんですね。
この場合のcopyは日本語でいうコピーではなく、部数、という意味です。本の出版だけでなく、ビジネス英会話などでも例えば、~の資料をプレゼン用に30部用意してくれ、なんていう時は30 copiesになりますよね。
decadeは10年なので30年ですね。これは英会話初級の方も必ず抑えておいていただきたいポイントです。
~に変わる、という言い方ですね。以前にロンドンの記事やアルゼンチンの記事で取り上げています。
hardest thing he had ever had to do
難しい文章ですね~。彼が今までやらなければいけなかったことの中で一番きつかった事。という意味ですね。そう考えるとthingの後に関係代名詞が隠れていることが分かれば、英会話学習者としてはさすが!の領域です。先行詞thingを後ろから修飾しています。
R.I.P.
本日は以上です。
「オーストラリア作家との別れの記事から英語を学ぶ」への6件のフィードバック
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