こんにちは!
本日はfrance24.comからの記事からいくつかの英語表現を取り上げて学んでいきます。
※以下解説はあくまで私の見解で書いているものであり、実際に執筆された方々の公式文章ではありません。
アメリカの記事のようですね。
over its so-called
ここでのoverはsue someone over somethingという形になっているのが分かりますね。overという前置詞はこのように動詞とセットで熟語となっている表現が沢山あります。~について、というニュアンスではtalk over~やfight over~なんて言い方で~について話す、争う、というようにできます。fight overはここでのsue overに近い表現ですね。argue overやthink overなんてのも~について、というニュアンスで使えます。overは超える、抜けるみたいなイメージの言葉としてもよく使われるのでthink throughも同じような意味と考える人もいると思いますが、think it throughという言い方では考え抜く、熟慮する、みたいな使い方が一般的です。
またoverがついていてもdiscuss A over the phoneみたいな感じで電話越しでという風に後ろのthe phoneやover lunchのようにしてランチをしながら、みたいな形の使い方もありますね。
この記事の後ろにはhand overなんて表現も出てきていますが、これは~を手渡す、引き渡す、みたいな使われ方が一般的です。色々なoverがありますね。
stepping up
日本ではステップアップというカタカナ言葉の使い方は基本的によい意味で使われる事が多いと思いますが、ここでのstep upはbattleにつながっているので必ずしもよいstep upではないですね。thanks to~という言い方で、~のおかげで、みたいな言い方がありますが、これも使い方によっては、~のせいで、という風に悪い意味で使う形も見られます。
日本語のカタカナ言葉というのは勿論英語よりも使われ方が限定されている場合が多いです。オリジナルの言葉は勿論使われる幅は広いですからね。この後にmeet the demandsという表現が出てきますが、meet the deadlineやmeet the requirementなども同じような使われ方ですが、それらの要件を満たしたり期限を守ったりする様ですね。日本語でのmeetは基本的にはNice to meet youやmeeting roomなどの人と会う意味での使われ方が一般的だと思いますが、demandやdeadlineなどを対象にしたmeetの使い方もあるという事ですね。
undocumented
文脈から正式な入国手続きを経ていない、不法滞在、という意味が想像できると思います。この後にはwithout papersなんて言葉が出てきているので、これらとマッチすると余計に意味も鮮明ですね。paperという言葉はそれ単体で色々な使われ方をします。新聞を意味する意味で使われる事もありますし、今回のようにall the paper workみたいな感じで諸手続き、というニュアンスにもなったりします。今は紙に書くよりもパソコンにデータを打ち込む作業の方が多いかもしれませんが。
どうなるのですかね。
本日は以上です!