こんにちは!
本日はSky Newsからの記事からいくつかの英語表現を取り上げて学んでいきます。
※以下解説はあくまで私の見解で書いているものであり、実際に執筆された方々の公式文章ではありません。
トルコの記事のようですね。
sees
seeは実際に誰かが何かを見るという様だけでなく、ある状態がみられる、という様を表現する事もできるんですね。目で見る、というだけでなく、様子を見る、なんて言い方は日本語でもしますが、この場合は、状況の成り行きを見るのであって、物理的に何かを見る、という事だけに限らないと思います。
様子をみる、という意味では、必ずしも日本語のそれと常にイコールという意味ではないですが、We’ll seeとうフレーズがあります。これで大丈夫ですか?We’ll seeなんて具合ですね。大丈夫とも大丈夫じゃないとも言っていないわけです。You’ll seeなんて言い方では、自分を含まないので、こちらはそのうち分かるよ、というニュアンスで多く使われる表現です。
victory for democracy
素敵な言葉ですね。政治の世界や世界中で起こるデモ活動などでこのdemocracyという言葉は本当に沢山出てきますね。民主主義国家を革命で勝ち取った国にとっては、とても大きな言葉ですし、現代社会に生きる私達によっては、社会を形成する基本的理念です。自由民主党はLiberal Democratic Party of Japanで、ホームページにはLib Demsなんて書かれてますね。
アメリカは2大政党制なので、常に共和党、民主党、という言葉が政治になると出てきますから、沢山の政党がある日本よりも、民主党(Democratic Party)の言葉が出てくる言葉は多いと思います。民主党員をDemocratというフレーズで映画やドラマで聞かれた事がある方も多いと思います。
turnaround
turn aroundという英熟語では反対を向く、という体を動かす表現としても使う事ができます。ここではそれが一語となっていますね。これは物事の転換、変化などを意味する言葉です。
英語はturnを使う事でこのように、大きな変化や様変わりを表現するフレーズが色々あり、turn outで~であるという事が判明する、発覚する、みたいな表現がありますし、turn into~で、あるものからある状態に様変わりする、みたいな使われ方もお決まりです。
win them 316 seats
ここでは316seatをwinする、という語順になっているので、議席を勝ち取った、というニュアンスで使われている事が分かると思います。
勝ち取る、という日本語の言葉になると動詞に「取る」という意味の言葉も必要な気もしますが、英語では対戦相手に勝つ、という意味だけのwinではなく、奪取するその対象全てのものをwinの目的語にして使う事ができます。win the gameは試合で勝った、ですが、言うなれば試合を勝ち取ったですし、win the tournamentはtournamentを勝ち取る=優勝する様を表現できます。色々なwinがあるわけです。
今後はどうなっていくのでしょうか。
本日は以上です。