こんにちは!
本日はThe Telegraphからの記事からいくつかの英語表現を取り上げて学んでいきます。
※以下解説はあくまで私の見解で書いているものであり、実際に執筆された方々の公式文章ではありません。
アメリカでの記事のようですね。
dramatic loss
ドラマティックなんていうと日本的な感覚だと、どちからというと素晴らしい驚きや状態、様を表現しそうな感じですが、英語のdramaticはあくまで程度の大きな、規模の大きななどを表現するもので、それが必ずしもプラスの要素として働いているとは限りません。
同じようなニュアンスではgreatなどもそうですね。勿論素晴らしい!という意味でのgreatもありますが、greatもまた程度の大きさを表現する形容詞にもなり、great amountと言えば、単に大量を意味するものです。無理やり反対の意味、というのであれば、great sadnessなんていうと程度の大きい悲しみを表現します。
そして、lose, lost, lossという使い分け、意外とあやふやな方、多いと思います。loseは基本的に動詞で、なくす、という意味で使う感覚で日本でもしっかり定着していると思いますが、lost, loss、なんとなく分かるようで分からない方いらっしゃいます。
lossはloseしている状態、様を表現する名詞でした。それに対して、lostは動詞loseの過去、過去分詞形の他に形容詞としての使われ方も多くみられ、lost worldなんかは形容詞的な機能として置かれている感じがありますよね。
is likely to worsen
be likely to~で、~しそうだ、という表現の英熟語でした。知っていればなんでもない、という感じの表現だと思います。似たような表現では、いままさに~しようとしているところ、という意味の表現で、be about to~という表現もありました。
I’m about to leaveで、今まさに出ようとしているところ、という感じですね。
a new study
studyという英単語は、勉強する、という意味での動詞としての使い方が日本ではとても一般的ですが、英語では調査結果や論文、報告、などの意味で使われる事もしばしばあります。
ニュース記事などでは、特に色々なデータをもとに色々なニュースとして新しい記事ができたりするので、この意味ではstudyというのは多くみられる場所だと思います。
同じような感覚で、日本ではworkは仕事をする、とか仕事それ自体を意味するものとして使われていますが、英語ではしばしば、芸術家やクリエーターなど何かしらを創造する方達の「作品」という意味で使われたりします。これもあんまり日本では使わない感覚の表現だと思います。
is being sucked
is beingで進行形の形、be+過去分詞で受け身の形、そしてこの2つの形をくっつけた形、というのが基本的な理解として読めそうです。もっとも本当に今現在進行している、という動き、行い以外にbe+動詞のingの形は頻繁な習慣や動きを表現するものとしても使われ、毎日いつも行っている事を表現する形としても使う事ができます。
He’s always playing this gameなんてのは、いつもの時間の幅が今現在に限られていないですよね。
心配です。
本日は以上です。