こんばんは!
本日はFOX NEWSの記事からいくつかの英語表現を取り上げて学んでいきます。
※以下要約、並びに英単語、英熟語の解説はあくまで私の見解で書いているものであり、実際に執筆された方々の公式文章ではありません。
~要約~
ポーランドで、20名を乗せたバスの運転手が走行中に意識を失うというハプニングがありました。
乗客のIrenaさんがそれを発見し、バスが車線からはみ出したところをもう1人の乗客Gabrielaさんと一緒にどうにかレーンに戻し、最後は男性の乗客がさらに手助けをしバスを停止させることができました。運転免許を持っていないIrenaさんは地元テレビのインタビューで、自分でもどうしてバスをコントロールできたのか覚えていないと述べ、20代のGabrielaさんは本能的に生きたいという気持ちが働いたと述べました。
このバス会社は悲惨な事故を未然に防いだこの女性2人に対し、バス乗車料金の生涯無償化を約束しました。
~要約終わり~
out of controlでコントロールのoutになる、という読み方でコントロールを失うという意味になります。英語ではこのout ofは頻繁に出てきますね。out of reach(手の届かない)、out of stock(在庫切れ)、out of order(故障)なんてのは定番の形ですよね。ポルトガルの記事でも取り上げています。英会話には必須の感覚です。
passed out
pass outは意識を失う、倒れる、という意味で使われ、このように何らかの健康問題から起こることもあるかもしれませんし、飲みすぎてべろんべろんになって倒れている人にもpass outは使えます。日常英会話ではこちらの形で使う事が多いかもしれませんね。
Many of the
この冠詞のtheがついているのがポイントですね。そこにいる人という限定した人達なのでthe peopleになっているわけです。
fell off his seat
fallはおちるで、offは電気を消したり、何かが外れたりする意味で使われるので、シートからすべり落ちた、というニュアンスが読み取れますね。fallは他にも転ぶ、という意味でfall downやfall onなど色々な前置詞と一緒に使われますのでしっかり使い分けをできるようにしたいですね。
near
nearは形容詞にもなり、前置詞にもなるんですね。英会話の中では使い分けをわざわざして話している方はいないと思いますが、今回は前置詞として~の近く、という意味で使われていますね。
middle-aged
この年齢はいつから使われるの?という感じかもしれないですね笑。日本でいう中年が妥当ですね。もう少し年齢が上がるとold ladyになるんですかね。oldは古いというイメージで日本ではold manなんていわれると少し気分が悪くなるかもしれませんが、老人の最も一般的な呼び名です。当然seniorやelderなんて単語も使われたりします。
anyone
someが疑問文、否定文になるとanyに変化する、というのは学生時代に皆さん一度聞いていらっしゃるはずです。ただ例外はあり、例えばWould you like something to drink?のように何かをおすすめするときなどは疑問文ですがsomeのままですよね。
brings it back
英語らしい表現ですね。動詞のあとにit back。get it back(取り返す、取り戻す)、give it back(返却する)、take it back(訂正する)など英会話の中では他にも色々な形で使われます。
意識ですね。nessをとるとconsciousで意識がある、という形容詞になり、接頭語unをつければunconsciousで意識がない、という意味になります。いづれも基礎英単語ですね。
in her 20s
20代、という意味ですね。意外とぱっと出てこない表現の1つだと思います。私が30代の頃は・・、みたいな会話をしますよね。そういう時はWhen I was in my 30s,・・・・。となるわけです。
thankはthank youのthankですよね。あまり英会話の中で意識しないと思いますが、thankは~に感謝するという動詞なんですね。なのでthank youはあなたに感謝する、という形になっているんですね。今回は不定詞の形が使われていますが、thankを使ったもう1つの定番の形がthanks to~、~のおかげで、という表現があります。Thanks to my father, I could pass the exam(父親のおかけでテストに受かることができた)。
でもここで一生バス料金を無償にする、というのが粋な計らいですよね。さすがです。
本日は以上です。