こんばんは!
本日はCBS NEWSの記事からいくつかの英語表現を取り上げて学んでいきます。
※以下要約、並びに英単語、英熟語の解説はあくまで私の見解で書いているものであり、実際に執筆された方々の公式文章ではありません。
~要約~
モスクワでサーカス団に所属する2匹の象が、シベリアの寒さをウォッカでしのいだと伝えられました。
モスクワのDavydov氏は、木曜日、Novosibirsk郊外で2匹の象が乗せられていたトレイラーが火事になり、近くの大学体育館に移動されるまでの間、シベリアの極寒の中を象がしのいだと述べました。
また現地紙によると、調教師のLabo氏は2匹に温かい湯に薄めた2.6ガロンのウォッカを飲ませたと報じ、獣医の診察では耳に軽い凍傷を負ったと診断されました。
専門家の話ではアルコールは体温の上昇を感じられるものの、中核体温は下げてしまうという事ですが、Novosibisk動物園のShilo氏は、ウォッカが象たちを何らの害も与えず極寒から守ってくれたと述べています。
~要約終わり~
were saved from
英会話定番の受身の形、そして今回は~から助けられたという意味で前置詞のfromがついています。save fromは基礎英熟語なのでしっかりマスターしましょう。
deadlyとみると、副詞の定番のlyがついているので副詞と思いきや、文章をみると形容詞として機能しているのがわかりますね。極寒のという意味ですが、deadはもちろん死を意味するので、致死の、死にいたるような、極めて危険なという意味になるんですね。確かにシベリアの寒さは「死」を想像させますよね笑。
vodka
ウォッカですね。お酒好きの方ならビンなどに書いてあるスペルに見覚えがあるのではないでしょうか。英語の発音ではdを発音するので、ヴォドガみたいな音になります。お酒大好きな人英単語です。でもないですかね笑。
a trailer that caught fire
関係代名詞の形ですね。that以降が前のa trailerにかかるという構文ですね。英会話でお決まりの形です。catch fireでそのままですが、火事になるという意味ですね。
forcing trainers to take them out
forceは強要する、という意味でよく使われる動詞ですが、この文章では、この「火事による状況」が調教師に象を外へ出す事を強要させた、という意味になっているんですね。つまり日本語的に訳せば~を余儀なくさせた、というニュアンスですかね。おもりろい使い方ですね。
another truck
他のトラックですが、この場合は他の1台という意味なので、another(an other)が使われていますね。ここでother truckなんていうと少しおかしいですよね。other trucksならオッケーですけどね。英会話基礎単語です。
had the animals, aged 45 and 48, drink 2.6 gallons of vodka
この文章読み解くのかなり難しいですよね。この文章は「have +A+動詞の原形」という使役動詞haveを使った英会話定番の表現なんですね。という事は、45歳と48歳の象たち(A)にウォッカを飲ませたという事になるんですね。
TOEICでもよく出てきますが「,~,」はその前の主語を表現しているんですね。
veterinarian
獣医さんでしたね。英会話の口語ではvet。以前のカナダの記事でも出てきました。
alcohol can make humans feel warmer
こちらは前のhaveとは違うmakeを使った使役動詞ですね。使役動詞は他にもmakeやlet、getなどあります。以前にもヤギの記事や豚さんの記事や亀の記事、クリントン国務長官の記事などで取り上げています。
lowers
比較級?と思いきや低いを意味するlowの動詞の形で低くするという意味なんですね。おもしろい単語ですよね。
without harming
英会話定番のwithoutです。エミネムの歌でwithout meなんてのがありましたし、歌の歌詞などでもよくありそうなI can’t live without you(あなたなしでは生きられない)。
何はともあれ象さんたちが助かってよかったです。極寒の中に立たされた象さん達は、何を感じたんですかね笑。もしかしたらこの象たちの子孫はこれから寒さに耐えられるように進化していくかもしれないですね。
本日は以上です。