こんばんは!
日本シリーズを決めたジャイアンツ、逃げ切るか、楽天!おもしろい毎日ですね。
さて本日はアデュールの講師からのフィードバックで、生徒様の進捗を少しここでご紹介したいと思います:
「関係節や過去進行形の使い方もよく覚えていて、正しい文法で文章が書けています。会話になると、単語ひとつひとつを発話する為、スムーズに話すことが難しいようです。」
このコメントをみるとこの真面目な生徒様のレッスンの様子が手にとるように想像できます。
もともとこちらの生徒様、お申込時にお話されていたのが、
「自分からなにか説明しようとしても言葉がでません。単語を覚えてもそれを文章にできない現状です」
という事でした。
とても真面目にそれまでも学習されていらっしゃったものの、なかなか会話になると言葉が落とし込めない、という事が最大のネックだったようで、それを本当に気にされていました。自分は会話はできないのか、と。
そんな生徒様ですが、今回の講師のコメントですが、もともと最初のお申込の段階で言葉がうまく出てこない、とおっしゃっていたところから、単語単位で会話の中で並べられるようになっている、というのはスムーズなスピーキングという意味では弱くとも、最初の課題を考えると大きな一歩です!!!
英会話講師をこれからスタートされる方は、今後希望のスクールに採用された後は、色々な生徒様を担当されることになると思いますが、言葉を発する事にとても抵抗のある方が学習者の方の中には多くいらっしゃいます。
それはかたくなに話す事を拒否されているのではなく、しっかりとした文章を作り上げないといけない!という完成された文章を言わなければいけないという意識を強く持っていらっしゃる場合が多いからなんですね。
真面目な性格の方ほど、この傾向は顕著にあらわれ、日本語で何ていいたいんですか?と聞くと、確かに長くて難しい。。という文章であったりします。
でもそんなときでもまず、主語は何か、そして自分のメッセージの骨組みとなる動詞はなんのか、を素早く会話の中に落としこむ習慣がつけば、必然と考えながら話す、母国語のような感覚での会話力がついてくるはずです。
純正バイリンガルではない、努力してその英会話力を身につけられた方々であれば、その感覚をまだ覚えていらっしゃるのではないでしょうか。
そういった意味では、こちらの生徒様が単語、単語の発音になっていようとも、会話の中でまず音にして言葉を落とし込む習慣が体に染み付いてきたいという事は、とても大きな進歩だと思います。
英会話講師の方々はこのような生徒様をどのようにスムーズな発話レベルまであげられますでしょうか?
英会話講師の経験がない方にとっては、大きな壁の1つに必ずなると思います。
これから採用される新しいスクールでは、しっかりとした学校の考えを学びつつも、結局は目の前にいる生徒様を自分の力で納得させる、それが究極のゴールであり、それを真剣に考えている講師であれば、色々なアイデアや苦悩もでてくるはずです。
そんな真っ直ぐな、生徒様の事を一生懸命に考えてくれる英会話講師をアデュールでは通年で募集しています。
ご希望の方はトップページの求人フォームから是非お申込ください!
本日は以上です。