こんばんは!
本日はDaily Mailの記事からいくつかの英語表現を取り上げて学んでいきます。
※以下解説はあくまで私の見解で書いているものであり、実際に執筆された方々の公式文章ではありません。
ロシアの記事のようですね。
step down
職を辞する、ポストを降りる、なんて言い方で使われるstep downですが、ステップダウン、というカタカナ言葉でも日本で普通にありそうですが、あまり使われないですかね。resignなんて言葉もあります。(定年)退職を意味するretireとは少し言葉の意味が異なります。
downの反対にupという表現ではステップアップというカタカナ言葉でも一般的ですが、徐々に階段やキャリアを登って行く様を表現できます。上下ではなく、前に、という意味でstep forwardなんて言い方もできますし、反対にstep back、更にstep outsideや、この文章の後ろにも出てきますが、step asideなど色々な表現ができます。
no later than
laterという表現、この比較の形での使い方は以外と会話や実戦の中で使う感覚がない方多いのではないでしょうか。そもそもlateの比較級late、そして最上級はlatestでした。
see you laterやtalk to you laterなんて形での表現が会話の中ではド定番の形ではありますが、later timeなんて言い方で、決めた時間よりもより”後の”なんて使われ方などもありますし、今回のようにlater thanなんて形になれば、比較の意味がハッキリみえてきます。
preferなんて言葉も比較で使われるものの比較対象を置かないだけに、=likeという風に、あまり比較の感覚がない方も実はいらっしゃるのではないでしょうか。もっともpreferはthan~とのセットではなく、prefer A to Bという形でtoを使いました。
in office
政治のニュースではしばしば、大統領やトップの職についている人達の表現としてin officeという表現がみられます。当然権力、権威をもつわけですから、他にもin powerなんて表現もみられます。
two four-year terms
twoとfour。ちょっとややこしい表現かもしれませんが、ハイフンが入っている所をしっかりとみつめれば、2つの4-year任期、という意味がみえてきそうです。このtermsのsはfourに連動しているのではなく、twoに連動した複数形です。そもそもfour-yearのyearが単数になっていますよね。この文章の後ろにはa six-year termとなり、単数の形もみられます。
複合語でこのような数字とあわせた形はa 30-year-old manのように単数で表現します。manも30に連動して複数になっているわけではないですね。
decision on whether
難しい表現ですがdecison on~は、~に対する、関する決意、決議、という表現で、decisionとあわせて覚えておきたい形です。そしてここでの決議はwhether to~という形で、~かどうか、という表現を使っています。whetherを使った~かどうか、という表現は、このwhether to~の他にも、whether A or notという形や、whether S+Vという文章のみを続ける形、またより口語に近いifに変えた形など様々な形がみられます。
巨大大国ロシアの行方は世界の行方にも大きく影響します。
本日は以上です。