こんばんは!
本日はDaily Mailの記事からいくつかの英語表現を取り上げて学んでいきます。
※以下解説はあくまで私の見解で書いているものであり、実際に執筆された方々の公式文章ではありません。
日本の記事のようですね。
where she had lived
関係副詞のwhereが使われていますね。関係代名詞who, which, thatなどはまだなんとか学生時代の記憶がある方も、関係副詞になるとなんだかサッパリという方いらっしゃると思います。whereが指す通り、先行詞に場所をさすものがくるのがこの関係副詞のwhereでしたね。Where there is a will, there is a wayということわざのこのwhereもこの関係副詞whereであることは語順から明白だと思います。
そしてそこに続く過去完了。これはその前にHanakoがdiedしたとあるので、そのdieした過去のある地点をおしりにしているという事で、過去完了の形になっているわけです。67年前の来日から死んでしまったその日まで、過去のある地点から過去のある地点までをつなぐその表現が過去完了となっています。
would have struggled
実際にHanakoは移動させられていないわけですから、このwould have struggledはあくまで「仮に動かされていたら」という過去の推測の話である事が分かると思います。過去の推測、なんてとても教科書的な言葉で、こういう言葉が、英文法を嫌いにする人を作るのかもしれません。別に文法用語を覚える必要はありませんが、その言葉の意味をしっかりととらえることはとても大切です。それができれば自分で納得のいく文法用語を作ってしまってもいいですよね。過去からの推測、とか。
in the Japanese capital
この前の文章では東京の動物園と書いていますが、ここでは日本の首都の井の頭自然文化園となっています。勿論日本の首都=東京ですが、このように英語の文章では同じ事を違う単語や表現で表したりします。おんなじ言葉を何回も繰り返さないんですね。
died peacefully
本当にpeacefullyだったのかどうかは花子のみぞ知る、ですが、でもプロの飼育係の方々がそのように表現されたのであれば、間違いないのでしょう。命あるものはみんないつかその終わりを迎えますが、安らかに眠りにつくことができるとよいですね。英語では亡くなった人への、安らかに眠ることを祈る言葉としてR.I.P.なんてのがありますね。Rest In Peaceの頭文字をとったものです。ここでもpeaceが出てきています。
that always comes
つらい所ですね。この瞬間は必ず訪れる。動物スキのj人たちにとって、飼育員さんたちは憧れの存在だと思いますが、このようにつらい瞬間をまた人より多く味わっているという事でもあるんですね。
その時がくる、という表現はTime has comeみたいな感じでcomeが多く使われます。驚いた様をcome as a surpriseなんて表現で表したりもできます。
R.I.P. Hanako
本日は以上です。