こんばんは!
本日はUSA TODAYの記事からいくつかの英語表現を取り上げて学んでいきます。
以下の中で気になる表現をクリックすると、その表現説明の箇所にジャンプできます:
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for the second time in four years
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※以下解説はあくまで私の見解で書いているものであり、実際に執筆された方々の公式文章ではありません。
中絶についての記事のようですね。
strikeの過去形はstruckでしたね。英熟語でstrike downで覚えているかたは、何かを倒す、負かす、というようなニュアンスで覚えていらっしゃると思います。英語学習者として必要な思考は、自分の覚えている意味を広く解釈する力だと思います。倒す、という風に覚えているのであれば、今回のケースでは裁判所が州の中絶に関する制限についてstrike downしたとあるのですから、その制限を倒す=その制限を無効にする、という風に解釈を膨らませていく事ができると思います。
restrictionsが何に対してなのか、というのをこのonの後ろに置く事で説明している形が分かりますね。英語ではこのような使い方で前置詞onは多く使われ、意味は異なりますが少し似ている言葉でsanctionなどもそうです。制裁を意味するこの言葉で、北朝鮮への制裁、ロシアへの制裁など色々な制裁が政治のニュースでは見られますが、制裁対象は同じくonの後ろに置き、sanctions on North Koreaという風にします。他には制裁や税金や何かを課す事を imposeと言いますが、その課す対象もまたonの後ろに付けられ、The restrictions are imposed on themのような感じになります。
for the second time in four years
そのままですが、4年の中で2度目、という事になりますね。序数の使い方がまだ少し曖昧という方はいらっしゃると思います。two timesは2度、ですが、second timeなら2度目、という事になるので、この2つは似て非なるものですね。会話の中でもちょっとしたことですが、使い分けられる力が必要です。
relatedは関係しているという意味の言葉ですね。名詞ではrelation、relationshipなどがあります。また似た言葉では relevantなんてのもあります。It’s not relevantとすれば、それは関係ない、という事になります。今回の-relatedはハイフンをつけた複合語で、~関連のという意味の表現としてはとても便利な形で、gun-relatedなら、銃関連、drug-relatedとなりますね。この後にcrimeなどの名詞が続く形は色々とあります。
make clearという表現はとても分かりやすいですね。clearな状態を作る=ハッキリさせるというような意味です。似たようなものでは、make sureという表現、他にはlet me get straightなんて言い方で、自分の解釈や複雑な状況について、話し相手と解釈を同じにするために最初に言う形等もあります。相手がなんだか遠まわしに何かを言おうとしている時なんかには、おいおいちょっと待ってよ、みたいな感じでハッキリさせたい事、ありますよね。
大きな判決ですね。
本日は以上です!