こんばんは!
気付けば来週で11月も終わり。
2013年の終わりまでカウントダウンがはじまりました。
さて、本日は今日の体験レッスンの生徒様のお1人について少し。
こちらの生徒様、現在お仕事で英語を必要とされていらっしゃる生徒様。
建築業界の生徒様で、周りにすでに外国人スタッフがいるという国際色豊かな環境で日々、業務をこなしていらっしゃいます。
こちらの生徒様の今回の英会話レッスンスタートの究極のゴールはTOEIC800点。
そこをクリアすれば、そこまで習得するのに要した英会話レッスンの費用全額免除という特典が会社からでるようです。
これは魅力的ですね~~!!
と言っても、そこまでに必要なスコアはかなり大きく、並大抵の努力では到達できないレベルであります。
ご自身もそれは強く認識されていらっしゃって、その上で、心を決めて、英会話をスタートされるようです。
お仕事で英会話を使う方々、特に使っていらっしゃる方々に共通しているところは、TOEICのスコアからは想像もできないスピーキング力です。
こちらの生徒様もまさしくそのお1人で、本日担当の日本人講師もその点をやはり評価していました。
お仕事に実際に入り、目の前で英語の会話が飛び交い、それを理解できなければ仕事にならない状況では、どうにかして理解しようと本能的に頑張るものです。
そして、その頑張りが スピーキングにあらわれてくるんですね。
本日の生徒様がレッスンに求めていらっしゃるところは、この究極のゴールであるTOEICのスコア獲得なのですが、ただ、それはあくまで数字上の話であり、それに見合ったコミュニケーション能力も当然求めていらっしゃいます。
TOEIC800点を持っている人間でもコミュニケーション能力は様々で、こちらの生徒様はお仕事で必要である以上、小手先のスキルで点数だけとるというレッスンは求めていらっしゃらず、会話力を重視されています。
当然と言えば当然なのですが、真面目な日本人。
どうしても勉強っぽくなってしまうというのが現実だと思います。
本日の生徒様の会話を客観的にみていると、普通に会話ができている方に見えますし、初心者レベルの方からだと、TOEIC800点などの高得点の方と違いがみえにくかったりします。
それくらい、ビジネスの世界で話す事を求められる方は、英語の言葉がスラスラと出てくるものです。
ただ、実際にそういった方々の頭の中の様子をお聞きすると、文章の組み立てにアップアップし、言いたい事は伝えられても、相手の言っている事がサッパリ分からない、という危機感に満たされている方が多いです。
話せても聞けない。
これ程辛い事はありません。
聞けないと会話にはなりませんし、結局は推測しながら、こういう事を言っているの?という言い方で相手の意図をうかがうスタイルの会話になっていきます。
これが通用する環境ならいいですが、生徒様の中にはそれができない環境の方々もいらっしゃいます。
これが一番地獄の環境だと思います。
地獄のように英語のマシンガンを浴びせられ、全く意味の分からないまま、最後に一言、
「What do you think?」
と言われる。。。
え~!!!
っていう感じですね。
この状況を避ける為にも、本日の生徒様は、とりあえず会話のスムーズなキャッチボールをまずはできるように、そしてそこにTOEICのスコアが着いてくるように、という2つの視点を意識しながらレッスンを考えていらっしゃいます。
でも本当に皆さん苦労されています。
この苦労が日本経済活性化の起爆剤に必ずなってくれることを祈りたいです。
本日の生徒様のように日本人講師のレッスンに興味をお持ちの方は、こちらのページも是非ご参考になさって下さい。
本日は以上です。