こんばんは!
本日お話させていただいた生徒様との話題で英語のボキャブラリを増やすという話が出たので、その話題を少し共有したいと思います。
こちらの生徒様はとてもマジメにレッスンを受けられ、かつI-padで好きなドラマを英語字幕でみたり、英語の音楽を聞いたり、自分の好きなスタイルならしっかりと学習を続けられるとおっしゃっています。
発音もとてもキレイで、レッスンをはじめられた頃と比べると苦手意識を持っていらっしゃった英文法もかなり克服されているイメージがあります。当然それは会話の中にしっかりと反映され、一定のテンポで英語で会話をすることは容易な状態にまできています。
この段階で生徒様が目をつけられたのがボキャブラリ。
英会話のレッスンはトレーニングするべきものが多く、何をどのくらいのペースでどのくらいの比率でこなしていけばいいか難しいですよね。リスニング、スピーキング、発音、文法、英単語、、、。これは生徒様の最初のレベルが各々違うため、1つの答えはありません。
ただ、現在のこちらの生徒様に限っては、私も英単語の増強がさらなるパワーアップへの一番大きな手立てだと思いました。
忙しい中、そういった自分のレベルを客観的に常にしっかりと見据えていらっしゃるところがこの生徒様の素晴らしいところです。
では、どうやって英単語を増やすか。
これもやり方は人それぞれですよね。
ただ、共通して言えるのは、高校受験や大学受験でやった英単語と和訳だけが羅列されているものをただひたすら覚えるという形は、多くの方が好まないやり方ですね笑。
忙しい社会人だからこそ、自分の頭に入りやすい効率的な勉強方法でしていただきたいです。
現在市販でみかける英単語集の中で人気のものは、シーン別、シチュエーション別の文章の中に組み込まれた英単語を文章の中で覚えるというスタイルですね。
当然といえば当然な気がしますが、英単語=日本語訳、という覚え方には言語構造が違う以上、無理が生じてきます。それをナチュラルな文章の中に入れて覚える事で、使えるシーンがとてもイメージしやすく、イラストなどもあれば、さらにそのシーンの絵と合わせて、記憶に強く残るのではないでしょうか。
多くの研究者が、経験や実際のシーンをビジュアル化する事で、記憶に強く残るといっています。
別の切り口になりますが、以前知り合いの、テレビ局関係の方が作っていらっしゃった番組でおもしろいものがありました。
人は極度の緊張状態の中で経験した事や覚えた事は記憶に残りやすいという研究結果を、番組の中で実践する、というものでした。
結果は、仮説どおり、人は極度の緊張状態の中では記憶に残りやすい状態になるとのことでした。
・・・英単語を覚える為に、毎日極度の緊張状態になる事なんてできないですよね笑。
ただ、私的な解釈ですが、極度の緊張状態というのは極度の覚醒状態だと思います。
つまり、全身の毛1本、1本までもが目の前の状態と向き合う準備ができている体の状態とでもいいましょうか。その状態でみえるシーンや物事は記憶に残りやすい、とう事でしょうか。
それは人の意識次第で作り出せる環境なような気がします笑。かなりの集中力と精神力が必要かもしれませんが笑。
さて、少しはみなさんの英会話学習の参考になる事がありましたでしょうか?
本日は以上です。