こんばんは!
本日は今日の体験レッスンの生徒様のお1人について少し。
こちらの生徒様、現在外資系企業にお勤めで英会話を必要とされてはいないものの、社内にたくさんいる外国人相手に全くコミュニケーションをとれていない現状を打開したいという事で今回お申込いただきました。
現在は海外からの電話もご自身で取られる事はなく、休憩室ではちあった外国人とも一切話さない徹底振りのようで(笑)、現状はそれで問題はないようです。
ただ、その現状がいいものだとはご本人は思っていらっしゃらないようで、将来的には自分で英語のメールを書くことも求められるだろうし、電話の英語でのとりつぎ、さらに休憩室で外国人スタッフとコミュニケーションをとれるようになることが、理想的な形とおっしゃっていました。
英語を普段話す環境がない方にとってはとても羨ましい環境にいらっしゃるこちらの生徒様、
ご本人もそれをしっかりと認識していらっしゃいました。
ただ、大学を卒業以来、数十年、ずっと英語とは向き合ってこなかったとおっしゃっており、学生時代に習った英文法も全て忘れてしまったという事でした。
実際に会話の中でも文法を意識した会話をする事はかなり難しいようで、知っている単語を法則性なくとりあえず並べるというところが今の現状のようです。
英文法を完全に忘れている!と断言されているこちらの生徒様のそのハッキリした姿勢がまた素敵です笑。
でもここからしっかり巻き返します!という強い姿勢もみられ、こういう勢いのある方がしっかり着実に力をつけていらっしゃるところを多くみてきましたので、とても頼もしい限りです。
こちらの生徒様がおっしゃっているように、外資系企業のオフィスといえど、たとえそれが本社機能であっても、当然英語を話さなくてもどうにかなる部署は存在します。
話せるにこしたことはないですが、実際にアデュールの生徒様でも外資系企業の本社(日本法人)機能にお勤めであっても英語を必ず必要とはされていないという方が多くいらっしゃり、将来的な事を考えて英会話をスタートされる方は多くいらっしゃいます。
私からみていると、英会話を習う方々の中でもこういった方々は本当に恵まれた環境にいらっしゃるとつくづく感じます。
なかなか普段仕事終わりに自分で外国人がいる場所に顔を出して自分から友達を作ったり、そういったコミュニティに積極的に参加したりする時間はとれないものです。
とれたとしても、他の自分の時間が大きく奪われてしまいますよね。
学生時代なら時間がたくさんあり、自分だけの時間で、色々な事にチャレンジができますし、自由です。
ただ、大人になり、ましてや家族を持たれた方々にとっては、仕事後や週末の時間を自分の為だけに使う事はできなく、また好きで外国人と話すなら趣味にもなりえますが、ビジネスで必要だから、という理由の方々にとっては、正直なところそのような場所に活動の場を求めること自体が、正直な所面倒くさい。。というところだと思います。
だからこそ、英会話スクールで効率的に、というのが基本的な考えになられるのだと思います。
本日の生徒様はどうなのでしょうか。
とてもプライベートも充実していらっしゃるようで、海外旅行にも行かれるようなので、もしかすると英語が仕事だけでなく、プライベートでも話せればいいな、と思ってくださっているかもしれません。それなら嬉しい限りです!
本日担当させていただいた講師のフィードバックでは、ご自身が文法を忘れていらっしゃったという事からも分かるとおり、やはり文章を組み立てるという基本的なところが一番のポイントであると感じたようでした。
当然ボキャブラリを増やす事も大切ですが、まずはボキャブラリに集中するというやり方ではなく、フレーズとして、文章1個としての表現と、その中の文法的機能もしっかり理解していただくことで、ただただ文章として覚えるという芯のないやり方を避けていただきます。
とても前向きなこちらの生徒様、今後のご活躍が楽しみです!
本日は以上です。