こんばんは!
本日は今日の体験レッスンの生徒様のお1人について少し。
こちらの生徒様、現在一部上場企業にお勤めの方で、日常的に海外のお客様を出迎えたり、電話、メールのやり取りをする必要が今後増えてくる事が予想されるという事で今回お申込いただきました。
会社名は公開はできないのですが、歴史のあるとても立派な会社さんで、まず受付にたどり着くのに敷地内で迷ってしまうというハプニングがありました。
私達だけでなく、同じ様に迷われる方、多いようです笑。
そんなこちらの生徒様は、会社からの補助が6ヶ月出るという事で、今回は6ヶ月限定で、かつTOEIC600点を目指しレッスンはじめられます。
最終的に期間の最後にスコアを出し、そこで出たスコアにより補助の割合がかわるという超シビアなシステムのようで、数字が求められる厳しい6ヶ月を過ごさないといけないようです笑。
アデュールの生徒様の中には会社からの補助を受けられるという生徒様は結構いらっしゃり、期間は大体半年から1年が限度ですが、その間、みなさんとても頑張っていらっしゃいます。
ただ、補助の比率は支給額の半額など事前に決まっており、スコアによって補助金額がかわるという方は珍しいです。
でもモチベーションを維持するという意味では良いシステムかもしれませんね。
こちらの生徒様、レッスンの中では会話も重視したい、でもTOEICのスコアもとりたい、という事でなかなか濃密な内容を必要とされています。
TOEICのスコアが絶対必要という事であれば、一定期間しっかりとTOEIC対策のお時間はいただきたいと思います。
どんな試験でもそうだと思いますが、傾向と対策というものがあり、TOEICも英語の基本的なスキルとチェックするテストといえどそこはやはり試験、スキル的なものは存在します。
それだから世の中にTOEIC/TOEFL/英検対策コースや専門校というものがあるんですね。
ただ、あくまでTOEICは基本的な英語力を測定する基準としてみるものと認識すべきで、それが目的になってしまうのは悲しいですね。
実際には昇格のためにまずは数値、という事はしょうがないと思います。
でもTOEICくらいのテストであれば、基本的な語学力をつけてしまえば、連動してスコアがとれるようになってしまうものです。
TOEFLのようにアカデミックな英単語であったり、アカデミックライティングのイロハを学んでおく必要もないので、基本はしっかりとした語学力のアップが肝です。
その中でネックになるのはやはりリーディングパートです。
TOEIC対策をしなくとも余裕で900点をとれるような方はそもそも普段から多読されていたり、学生時代から英語で多くの文献や資料を読まなくてはいけない経験をされた方が多く、外国人と話す機会が昔から多く、会話については基本困る事はない、という程度の方はリスニングは満点でも、リーディングに意外と時間が足らず、830点とか850点とかになる方が多いです。
そういった意味では、TOEIC対策というわけではなく、普段の会話練習とあわせて、リーディングはTOEIC系の問題に限らず色々なものをたくさん読む週間は必要ですね。
本日の生徒様は学生時代からしっかりとお勉強をされていきたようで、担当講師のフィードバックでもしっかりとした文法の知識や語彙力をお持ちだったと感じていたようです。
ただ、会話になるとなかなか文章の組み立てが素早くできない、というのを痛感されており、今後はそこの瞬発力が一番の課題だと感じられています。
多くの方が課題とされているこの部分、色々な英語の定型のいいまわしを文法的に理解し、1つのフレーズまとまりとしておさえることを今後は増やしていただきたいと思います。
英単語を覚えるのではなく S+V, which means S+Vみたいな一見難しそうですが、ネイティブが会話の中では意外と頻繁に使っている言い回しで、いくらでも応用を利かせられるこういった表現をいくつもっているかで、表現力がぐっとかわりますね。
本日の生徒様はTOEICと会話と目標はかなり高いですが、1つづつ確実にこなしていっていただきたいと思います。
本日は以上です。