こんばんは!
本日はアデュールの生徒様のカウンセリングの日で、色々な事をお聞きする事ができました。
とても充実した内容で、生徒様のお話を少し共有させていただければと思います。
こちらの生徒様、現在、日本ならではのある”職人”さんで、その技術活かし、海外でお仕事をされることを考えアデュールでのレッスンをはじめていただきました。
スタート当初は真面目に英単語集などで勉強されていたものの、ご本人曰く、全く会話に活きていない、という事でした。
英検など、ご自身の目標をしっかり立てて普段から独学で頑張っていらっしゃいましたが、海外生活において、またお仕事をするという事を考えた時に、会話力はその全てを支える一本柱で、やはりここの強化がもっと必要だ、と感じられていました。
期限を決めて、そこまでに結果が必要と考えて学習される方の吸収のスピードはすごいものです。
レッスンをはじめられてから、英検対策なども入れていただきつつ、会話に徹底的に取り組んでいただきました。
その成果あって、本日のネイティブスタッフのコメントにもありましたが、発音がとてもキレイになられていらっしゃいました。
素晴らしいです!
全ての英語のトレーニングに共通していえることですが、特に発音については、自分が意識するとしないで結果が大きく変わるものです。
発音はどれだけ色々な発音を聞いても、強制されても、自分が意識してその音を出そうとするかしないか、それで結果が大きく異なります。
日本人として、いわゆるカタカナ英語の段階で英会話を習いはじめたとき、英語を英語っぽく話すのが恥ずかしかったりします。
その気持ちはとても分かります。
なんか舌を巻いたような、リズムにのったようなあの話し方、そんなのできないな~。なんて思われるのも最初のうちは仕方のないことだと思います。
いくら先生に個別に発音を修正してもらっても、フリートークや何気ない英語の会話のトレーニングの際に、教えられた音、イントネーションなどを常に意識して話す事は、かなりの「意識」が必要です。
結局カタカナ英語で言っちゃうのが楽ですし、なんとかその場はそれで終わらせられちゃったりします。
でも、そういう感覚を持っている段階ではいつまでたっても発音は矯正されません。
英語と言うものを口から発するときに、常に発音を意識する。それはたとえ英単語1つだけ発する場合でもです。Great, Thank you, See youなど、小学生でも言えちゃいそうなこれらの言葉ほど、ポンとカタカナ英語で言ってしまいそうですが、そこを頑張って腹をくくります。
そううやって先生に教えられた発音を、常に、意識して話す事で、どうなるかと言うと、しばらくするとカタカナ英語で話す自分の英語のほうが少し違和感を感じるようになります。
そうなればしめたものですね。
カタカナ英語で話す自分がふざけている、という感覚がぱっと出てくる、そうなれば無意識に英語の発音をキレイに発することを意識できている証拠です。
だいぶ話がそれましたが、本日の生徒様の飛躍的な発音の成長は、この生徒様の普段からのこういった意識の徹底の成果で、必ずしもレッスンだけでそうなられたわけではありません。
レッスン以外の時間でもどんな時でも英語を発するときに発音を常に意識している、そういう英会話学習者としての意識を24時間、365日体に染みつけている、これが成長の最も大きな要素だったはずです。
もちろんレッスンの内容もいいと思います笑。
職人さんであるこちらの生徒様、とても爽やかな方で、the・職人みたいな方ではいっさいないのですが、ひとつの事に対して「徹底する」というそういった職人さんの力が英会話に上手く活きたのではないのかなと感じています。
海外に行かれるまであと少し。
最後まで走り続け、現地で最高の経験を積んでいただきたいと思います。
本日は以上です。