こんばんは！
毎日気持ちのいい秋晴れの日が続いていますね。
こんな日にはお弁当を持ってピクニックでも行きたいですね～。
そして丘の上でシートを敷いてサンドイッチ。なんてとても気持ちよさそうです笑。
さて、本日は今日の体験レッスンの生徒様のお１人について少し。
こちらの生徒様、現在契約社員として勤めていらっしゃり、しっかりと自分の努力の結果を会社に証明したいという事で、今回TOEICのスコアを上げる事を中心に、英会話も含めてスタートしていただく事になりました。
もともとは派遣社員としてお勤めされていらっしゃり、しっかりとした勤務態度、業績が認められ、現在は契約社員に。
そこでさらなる頑張りを証明されれば、ゆくゆくは正社員に、という道も出てくるかもしれません。
本当に頑張っていただきたいと思います。
TOEIC取得はあくまで会社へのアピールという事で、ここのスコアアップはかなり大きな比重をご自身の中でもたれています。
もともと英語にはとても興味を持っていらっしゃった方で、何かしらにつけ英語の音を意識して聞く習慣が功を奏したのか、初心者レベルではあるのですが、リスニングの力がとても強い、というのが担当の日本人講師の印象でした。
実際にご自身でも聞くほうに関しては少しはできると感じていらっしゃるようで、TOEICの点数も全体のスコアの中での比重がリスニング２：リーディング１：という感じで、圧倒的にリスニングが強いようです。
そして、決定的な弱さは文法と英単語、ボキャブラリ、です。
英語はとても好きでいらっしゃいますし、感覚的に聞ける部分はあっても、実際に話してみると英文法の理解がとても曖昧で、文章の組み立てがなかなかうまくできていないようで、講師もその点はとても強く感じていました。
基礎英文法の理解がまだまだ弱いようで、ご本人で勉強もされていらっしゃるようではありますが、ここのブラッシュアップが今後の大きな課題になります。
話していても、文章の組み立てに不安があると、本当になにがなんだか分からない文章になってしまうものです。
スピーキングに自信がないと、会話に積極的にはなれませんし、自信が持てなくなります。
日本人学習者の方では珍しいタイプの生徒様ではあります。
普通は逆で、TOEICでいうとpart5,6でなんとかスコアをとって、リスニングやpart7はほぼ勘で記述する、なんていうのが初心者レベルの生徒様がTOEICを受けられる際の感覚だと思います。
どちらも辛い部分があると思いますが、文法の理解に関しては本当に英会話というよりは「勉強」に近い要素ではあるので、根気よく続ければ間違いなく結果の出せるもの、という意味では今後がとても楽しみではると思います。
ボキャブラリの強化も必須です。
TOEIC対策のみに年中時間をかけているのは、正直英会話を上達させるという視点の人間からすると少しどうなのかな、とは思いますが、とりあえずTOEICの点数が何がなんでも必要なんだ、という方にとってはそれはしょうがないことです。
初心者レベルの生徒様でそのような状況の方であれば、全てでスコアを上げるというのは現実的ではなく、とれるところをとる、というのが現地実的な資格対策です。
part7の文章をしっかり読んでいる暇なんて１００％ないわけで、その間に時間が過ぎてしまいます。
そして全て「Ｃ」とマークする、というのでは悲しすぎるので例えば、part7の中でも必ずいくつか出てくるボキャブラリ問題、これを確実に解いていくだけでも数十点を稼ぐことができるはずです。
しっかりと戦術をたてつつ、TOEIC戦術だけで頭がいっぱいになるのではなく、会話力もつける事を考えながら、今後のレッスンを続けていっていただきたいと思います。
日本人講師は日本人目線で指導できる所が特徴です。その他の特徴も是非ご参考になさって下さい。
本日は以上です。
