こんばんは!
本日は今日の体験レッスンの生徒様のお1人について少し。
こちらの生徒様、現在服飾関係のお仕事をされている方で、商品のPRなどを将来的に英語でできるレベルにもっていきたいと事で今回お申込いただきました。
素敵ですね。
そもそも美術専門でこれまで生きてこられ、通っていた美大では英語の授業を受ける必要もなく、第二言語も当然なく、授業と言う授業も中学校以来受けていない、という事でした。
専門に走るという事はそういう事なんですかね。
美大で英語の授業がなかったというのは、一般の大学で学問を学ぶにおいて英語は必須でも、美術を学ぶには英語は必要ないという発想なんですかね。
そんなわけでゼロからのスタートという事でお話されていました。
普段から特に英語に触れていらっしゃるわけでもなく、このタイミングで新しい自分を!という考えてはじめていただけたようで、本当に嬉しい限りです。
レッスンに必要な事と考えた時に、何が自分に必要かも今はわからない状態で、どこからスタートすべきなのかという事を真剣に考えていらっしゃいました。
基本的にとても真面目な方だという事がとてもわかります。
本日担当した講師のコメントでは、発音を本当にキレイに真似しようと、何の恥じらいもなく発音トレーニングを一生懸命されていた、という事でした。
真っ直ぐな感じがこのコメントからもしっかり伝わってきます。
文法はというと、当然中学以来なので抜け落ちているところがたくさんあるので、ここに関しては会話の中ででてくる表現をベースに学ぶ事で、できるだけ勉強的な要素を軽減させたほうがいいのかなと感じたようでした。
生徒様にもよりますが、自分が抵抗のあるレッスンスタイルややり方が必ずあります。
スクールや講師の立場からすればそれはしていただきたい、という内容の事でも生徒様からすると、いやそれはちょっと・・・という事があります。
例えば、英単語。
英文は全てが英単語を並べてつくるもので、英単語をしっかり覚える事は当然英語を学ぶ上では必要な事です。
ただ、こういった場合に生徒様が英単語を覚えたくない、とおっしゃるのは中学校のテスト前の単語をたくさん覚えた記憶や、高校受験、大学受験の際の英単語の詰め込みがトラウマになっているケースがとても多いです。
そういった場合に、単語を覚えていただく必要はあるものの、どのように生徒様に抵抗なくアプローチしてもらえるのか、そこを考えるのが英会話講師の腕の見せ所です。
本日の生徒様は比較的どのようなスタイルでもしっかりついていきます、というタイプの方でしたので、しっかりとご相談しながらレッスンを組ませていただくのが一番の形だと思います。
とても真面目な生徒様ですので、今後のご成長が楽しみです!
本日は以上です。