こんばんは!
鬼怒川、大変な事になっています。
現地の方々の無事を祈ります。
さて、本日は今週のカウンセリングの生徒様のお一人について少し。
こちらの生徒様、現在某外資系企業にお勤めで、日常業務で英文の読み書きは必要なものの、会話をする機会はないという事で、しっかりと会話力も今のうちにつけておきたい、という事でアデュールでのレッスンをスタートしていただいておりました。
お忙しい時期がありながらも、しっかりとここまでレッスンを継続してきていただき、色々な所で成長を感じてくださっているようでした。
謙虚にまだまだです、とおっしゃるのは日本人の方であればよくある事ですが、実際の力は担当している講師がよく分かっています。
こちらの生徒様は本当にお忙しい日常生活の中でも、自分から新しい事は覚える時間がなくとも、レッスンでやったことは一言一句しっかりとノートに落とし、自分のものにしていらっしゃいます。
それは前回のレッスンの内容のみならず、過去に習った事含め、何度も何度もノートを見直す習慣をご自身でつけていらっしゃいます。
時間のある時は、そこにしっかりとプラスして新しい表現を覚えていく努力はもちろんされていますが、できない時でも習った事だけは何があっても忘れない。そんな姿勢で取り組んでいらっしゃいます。
それがしっかりと成果になり、会話の力として表れてきています。
現在のこちらの生徒様が一番感じていらっしゃる最初の頃からの変化は、会話している時に、安定した文章作成ができている感覚が持てている事だとおっしゃっています。
以前は必死で文章を作ろうとしても前を意識すれば後ろにイージーミスが、単語を集中して考えると時制がバラバラ、なんて事はよくあったようですが、今では落ち着いて文章全体を会話の中でスムーズに作っていける自身を持ってくださっていました。
勿論まだまだ簡易な文章ですが、とはおっしゃっていますが、それはとても大きな変化ですよね。
簡易な文章であっても、I like it. I think so. なんて文章だけでずっと会話はできません。会話はキャッチボールですし、疑問文もあれば、否定分もあり、長く会話が続けば、そこから色々な複雑な文章、相槌、笑い、驚き、色々な感情にあわせた表現が必要になってきます。
そういったそれぞれの場所でしっかりと文章を作れるようになっている事は、とても大きな変化なんですね。
ご自身の今の課題は最初から同じで、速い英語を聞き取る事、という事でした。
当初に比べ単語力がついた事でかなり英語のリスニングも自信を持てるようになってこられたようですが、それでも速い英語を聞く時は、簡単な単語も聞き取れない事がしばしばあるようで、そこを拾えない自分がとても悔しい、とおっしゃっていました。
特にアメリカ人の英語は文章全体が1つのメロディのようにつながって話すような話し方が多いですし、単語単位でみれば簡単なものも前後の英単語とくっついて、それを識別できない、という事はよくある事です。
でも、それもこちらの生徒様にとっては時間の問題です。
日々色々な表現をストックしながら、ただ文字と意味を覚えるだけでなく、しっかりと音の突き合わせ、確認もされています。
今後のご活躍が楽しみです!
本日は以上です。