こんばんは!
もう来週は9月。
あっという間の夏が終わりますね。
今日からはついにパラリンピック。大変な状況で頑張ってこられたアスリートの方々が、これまでの努力の成果を発揮できるよう、祈るばかりです。
さて、本日は今週の体験レッスンの生徒様のお1人について少し。
こちらの生徒様、現在大手町にオフィスを構えていらっしゃる経営者の方で、今回アデュールでのレッスンをスタートされる事になった理由は、趣味(兼仕事)のゴルフに行く際、アメリカ人と一緒にコースをまわる事もあるようですが、皆さん流暢な日本語を話される為、英語を話す必要はないようなのですが、そこで英語でも会話をできるようになりたいから、という事でした。
テレビの外国人タレントで流暢に日本語を話す場面に遭遇すると、凄い外国人がいるもんだな、と感じるかもしれませんが、世の中には、普通に流暢に日本語を話せる外国人の方が多くいらっしゃいます。
日本に来て、日本に来てから努力して日本語をマスターした、という外国人の方はとても多くいらっしゃいます。
そういった方々がずっと徹底されている事。
それは、話し相手の日本人が英語やその方の母国語を話せると知っていても、「日本語で話す」事を徹底されるという事です。
これは実は簡単なようで結構難しいものです。
日本語がかなり流暢な場合、話し相手の日本人も日本語に普通に付き合ってくれるようになりますが、まだまだ発展途上のレベルの日本語の場合、なかなか相手の日本人も長くはその日本語に付き合ってはくれません。
純粋に「めんどくさい」と感じるのが普通の人の感覚だと思います。
「英語話せるんだから、英語で話そうよ。その方が会話がスムーズだし」と考えるのは普通です。
こういう場面でも、頑張って日本語で話す環境を沢山作って来られた方が、結果的に成果を出していらっしゃいます。
話が少しズレましたが、本日の生徒様はそのようなアメリカ人の方々と時々ゴルフをする為、やはり会話は日本語になるわけです。
ただ、本日の生徒様は海外旅行が好きで、英語を話せるようになりたいとはずっと思っていらっしゃった方です。
これまではあまり外国人と接する事がビジネスでもプライベートでもなかったようですが、今のお仕事になられてからは、外国人と関わる事も増え、その中で、英語を話せる環境なんだから生かさなきゃもったいない、と考えられるようになられたわけです。
こういう時には、正直に相手のアメリカ人に、「英語の勉強をしてるから、会話も少し英語でさせて」と伝えるのが一番です。そうすれば、相手もつたない英語でもなんとか付き合ってくれるものです。
ただ、そこはあくまで友人であり、趣味を共有する相手であって、英語の先生ではありません。
英語の文法や発音の質問をどんどん投げかけるのは、基本的にNGと思われます。
少しなら大丈夫ですが。
だからこそ、今の段階は英会話レッスンでしっかりと力を蓄える、という事は良いアプローチだと思います。
本日の生徒様は、実際に体験レッスンで英会話というものを体験し、今のレベルでアメリカ人と英語で会話をしようと思う事が間違っていたと話されていました。
間違いではないかもしれませんが、会話のキャッチボールを長く続ける事は確かに難しいかもしれません。
ヤル気は十分のこちらの生徒様。
今後が楽しみです。
本日は以上です!