こんばんは！
年が明けてから、毎日寒い日が続きますね。
12月に入り、やっと寒さに慣れてきたと思ったら、年明けのこの寒波に体もビックリです(><)
さて、本日は今週の体験レッスンの生徒様のお１人について少しご紹介します。
1. 生徒様の状況と英会話を始める理由
こちらの生徒様は現在高校３年生の女の子です。今回アデュールでの英会話レッスンをスタートされる事になった理由は、大学3年生になったら、大学の留学プログラムを活用して、海外留学を目指しているので、それまでにしっかりと英語力の基礎をつけたいから、という事でした。
大学入学は既に決まっていらっしゃり、ここからは、もう大学に入った後の事を真剣に考えていらっしゃるこちらの生徒様。お問い合わせの窓口はお母様でしたが、ご本人が英会話を習いたいとおっしゃったようで、自分に合う英会話レッスンの形はどのようなものかという事を考えた上で、自分でアデュールを見つけ、お母様に体験レッスン申込をお願いされたようです。
とてもたくましいですね。
2. 話す事は苦手だけど英語は好き
こちらの生徒様は、中学、高校と、英語の成績は良かったようで、お母様曰く、英語を学校の授業で習い始めた最初の頃から、英語は好きでいつも前向きに取り組んでいた、という事でした。
ご本人にお聞きしても同じように、英語がずっと好きでこれまで勉強してきた、という事でした。英語の何がそんなに好きなのかお聞きすると、「洋楽や海外映画など、海外の文化に興味があるから」という事でした。英会話を始めたいと考える方で、この洋楽や洋画が理由になっているというのはよくある事ですが、若いうちにこの刺激を受けて英会話を始めるというのは、とても良い事だと思います。
一方、こちらの生徒様が１つ懸念されていた事が、英語は好きだけど、人と話す事は苦手、という事でした。実際にご本人とお話すると、しっかりと自分の頭で考えて、自分の意見を持ってお話されている事が伝わってくる芯のある方だと感じました。ただ、言葉数自体は少なく、話す事が苦手とおっしゃる様子も勿論理解できました。
3. 話好き=英会話に有利、というわけでもない
お母様は、英会話の上達する人は、話好きである方が良いという事をどなたかから聞かれ、それが娘様の英会話の上達において大きなネックになるのではないか、という事を懸念されていました。
確かに、よく話す人、おしゃべりが好きな人は、英会話レッスンを受けていてもどんどん積極的に話すので、その分間違いも多く、直される部分が沢山出てくるので、学びが多くなる、という意味で成長を促す要素が多くなるという点では、一理あると思います。
ただ、長期スパンで見た時に、必ずしも話すのが好きな人が英語の上級者の多くを占めているのか、というと必ずしもそうではありません。
話好きの人が英会話が上手くなると特に感じられるのは、初心者レベルの段階だと思います。間違ってもいいからとにかくどんどん話すというスタイルをとる事で、英会話をするという雰囲気、環境に慣れていきます。そうすると、全く話せない初心者の方からすると、「あの人は一気に英語が話せるようになってすごいな」という風に見えるわけです。
ただ、話が苦手な人は成長できる余地が少ないのかというとそうでもありません。実際に話が苦手な方でも、多くの事をインプットされ、英会話の素地をしっかりと鍛えていかれている方は多く、それを宿題やレッスンの中で上手くいかせる形さえ設定すれば、話が苦手な人も着実に伸びていきます。
本日の生徒様のように、英語を覚える事、沢山の英語を読む事、触れる事に苦痛を感じずに楽しめる、という方の場合、長期的には、必ず英会話で大きく飛躍されますので、ご安心いただきたいと思います。
むしろ、おしゃべりが好きだけど、机に向かって勉強はしたくない、というタイプの方ほど、中級レベルにはいってくるにつれて、成長スピードが落ち、壁にぶち当たる感覚を感じやすくなるものです。
4. 希望するレッスン内容
本日の生徒様が希望するレッスン内容は、専ら海外留学を目指す為の日常英会話と留学資格を得る為のTOEFL対策です。
TOEFLについては、既に独学で勉強を始めていらっしゃる程に熱心な方で、担当の講師も実際にご本人がメモされているTOEFLのノートを見させていただいた時に、この方の間違いない成長の可能性を確信したと話していました。
TOEFLはある程度は自分で出来る部分が多いので、折角の対面の英会話レッスンでは、徹底的に英会話に時間を割く方が良いと思われますし、お母様自身もそれをお望みの様でした。
生徒様自身がTOEFLにもこだわりを見せていらっしゃったのは、学校で同じように留学を目指しているご友人が、自分よりも高いTOEFLのスコアを持っていて、その為に「焦り」を感じている事が理由だったようです。
留学は大学３年生のタイミングで目指すという事でしたので、まだまだ時間はあります。TOEFLと言っても、英語の試験であることに変わりはなく、英会話、英語の基礎をしっかりと学んでいく事は、間違いなくTOEFLの結果にも繋がってきます。
資格試験の結果が良くても、英会話はあまり出来ない人もいる旨をお話した所、こちらの生徒様も、TOEFLへの固執は「無駄な焦り」だったかもしれないと感じられたようでした。
5. まとめ
本日の生徒様のように、とにかく英語が好きで、英語と真剣に向き合う覚悟がある方の場合、焦らないという事はとても大切です。
結果は間違いなく後からついてくるので、正しい学習方法で着実に前に進んでいく事だけにフォーカスしていただく方が、結果的に良い方向に向かいます。
今後の生徒様の成長がとても楽しみです。
高校生で英会話レッスン受講をご検討中の方は、こちらの高校生向けページも是非ご参考になさって下さい。
本日は以上です！
