みなさん、
オバマ大統領再選から一夜あけましたね。
アメリカはすごいことになっています。
演説聴きましたか?
まだの方はgooで日本語版をこちらから→
http://news.goo.ne.jp/article/gooeditor/world/gooeditor-20121107-04.html
英語版をこちらから→
http://news.goo.ne.jp/article/gooeditor/world/gooeditor-20121107-05.html
動画はこちらから→
http://www.youtube.com/watch?v=iDBm0mv3Fs8
英会話を習っている方、興味のある方なら演説の英語も少しは目を通してもらいたいです。日本語訳をみてから英語の演説を聴くとかなり理解度が増すはずです。
演説をみていると、色々な素敵な英語の表現がたくさんでてきています。
スピーチの英語は実際の日常会話とは違い少し難しめの単語や、固い英語の表現も使われるものです。
単語を見る中で、こんな言い方は普段はそんなにしないよな~なんて感じながら演説を聴けている方がいればかなり英語のレベルの高い方ですね。
スピーチは本当に色々な話をしていました。あの演説、あの聴衆の雰囲気、ザ・アメリカです。
ジョージ・ワシントンも、リンカーンも、キング牧師もあのような雰囲気の中で何度も演説をしたんでしょうね。
スピーチをみていると色々な事を思うと思います。
あのたった一人を決める、それを全国民の投票で決めてしまう、という民主主義の象徴ともいえる大統領選挙。
日本の総理大臣を置く議院内閣制とは異なる政治制度で、どちらがいい、悪いを私が言えるものではないですが、少なくともあの熱は国家においてプラスの要素であることは間違いないのかなと思ってしまいます。
4年に1度、自分達の国の本当のトップを自分の一票で決める。自分の一票、同じ気持ちの一票の総和が国のトップを決める(総投票数と大統領選の数の差異など選挙システムの話は別として)という概念はなかなかエキサイティングですよね。
アメリカの次の4年が決まる。4 more years! なんて現地の方はしきりに言っていました。
日本の総理大臣はころころかわる。
都度、ベストな政治手法、施策をもつ政党や総理大臣がトップにたつ、という考え方はすばらしいのかもしれませんが、反面、その身軽さ(選挙の具体的業務に関わっている方は当然激務の中がんばっていらっしゃると思いますが)が、選挙への好奇心、そして国民一人ひとりが政治参加への義務・責任があるという認識を希薄化させているのも事実だと思います。
政治システムは歴史上色々な経緯があり、いい悪いの賛否両論は存在するので、あくまでもう少し遠めの視点で笑。
あの20分スピーチ、当然カンペなどなく話していました。
そしてみんなで豊かな、そして世界一のアメリカをつくろう!という基本姿勢で終始演説されていました。
対抗馬のロムニーさんとも開票後話したと言っていました。
ロムニーさんも開票後に支持者の前でコメントを残しました。お互いがお互いの検討をたたえていました。ロムニーさんはとてもすがすがしい顔でした。
政治は難しく、常に他の議員や政党と争いをする。ただ、その中でもお互いが、すべてはアメリカの為、アメリカ国民のため、そして選挙の相手もお互いアメリカを愛している、その思いが本気だからこそ、争いになる。すべてはアメリカの為。
その精神がどちらのスピーチにもみられましたし、アメリカ全国民がそれを感じていると思います。
では日本は。
日本の政治家も素晴らしい頭脳、知恵を持った方々だと思います。正直オバマ大統領が言っているような事、ほとんど同じような内容も国民へのメッセージで何度もなげていると思います。
ただ、それがアメリカの様に、国民に日本人として、最高の日本を、世界がうらやむJapan as No.1を本気で作り上げていく!日本人としての誇りを!魂を世界に奮い立たせ!それをみんなで作り上げようじゃないか!という気持ちを持たせるまでにはいっていないのかなと思ってしまいます。
政治システムや選挙制度、マスコミやまた今日の日本の経済状況など色々な要素があり一筋縄にはいくものではないですが、全国民がそういう1つのチームとして日本を作りあげる熱い気持ちになれば、この国ももっと豊かな国になりますよね。
頑張れ日本!