こんばんは!
今日は関東地方は気持ちのよい日曜日になりましたね。
皆様はピクニックでも行かれたのですかね?ピクニックにはリュックサックとお弁当、敷物が必須ですが、今ピクニックに行く方、どれくらいいるんですかね笑。
本日は今日の体験レッスンの生徒様のお1人について少し。
こちらの生徒様、現在輸入商社にお勤めの方で、日常的に英語が飛び交う環境でお仕事をされているなかで、自分の英語力の更なる向上が必要だと感じられ、今回お申込いただきました。
とても熱心な方ですね。
現在会社でも週に何度かグループレッスンでの英会話レッスンがあるようで、そこでも既に2年程度レッスンを継続されています。
今回のお申込はそこでの2年の自分の成果を振り返った時、英語力の上達を正直そこまで大きく感じられなかった事が理由だったようです。
ご自身の分析ではやはりグループレッスンであるがゆえに、自分個人に費やされる時間はその人数分に分散されてしまい、それだけ細かい修正、自分オリジナルのレッスンという事ができないことが原因だと感じられました。
グループレッスン、賛否両論ありますが、成果を実感できない方の最も大きな理由がこれですよね。
英会話はあくまで「会話」です。
たくさん話せばいいってものでもない「営業力」とは異なります。
そこにはもっと相手の心理を読んだり、相手が本当に求めることは何なのか、どういう提案をこの状況では差し上げるべきなのか、というより戦略的な部分がポイントでしょうし、「話す」事はあくまでその手段でしかありません。
一方、英会話はといいますと、話す事が目的です。
当然仕事では英会話はツールであり、目的ではなく手段と言われます。当然ですよね。
ただ、英会話のレッスンでは、それが目的に変わります。
そこの「コミュニケーション能力」の向上が目的であります。当然相手を考え言葉を選ぶという事はどの言語でもありますが、より一般的な、「普通に会話すること」、「意思疎通をスムーズにすること」、「相手に誤解されずに伝えられる表現力」が目的であり、あくまで「言葉」に目的が集約されているこます。
であれば、その「言葉」は使わなければ使えない、というのは普通の感覚ですし、使って修正されるポイントをはきだせないと修正してもらえない、というのも普通の感覚です。
そういった意味で、しっかりと自分の力を丸裸にすること、これが英会話力の向上には必要な事になってきます。
本日ご担当させていただいた講師のコメントでは、リスニング力が全体の力でみると突出して高い、という事でした。
これは、普段から英語を聞かれ、そしてそれが仕事の場である程度の理解を必要とする「理解を求められる環境」にいらっしゃることが、大きく影響していらっしゃるのだと思います。
反面、講師のフィードバックではスピーキング面はボキャブラリ、文法、そして英作文まで、全ての文章にまだまだ不安定さがみえるという事でした。
とりあえず基本的な意思疎通をスピーディーにはかる、という事が求められるビジネスシーンでご活躍されていらっしゃる方の典型的な例ともいえると思います。
実際には、そのスキルは素晴らしい事で、現状をなんとかやっていく、という部分ではとても力があり、全く言葉がでてこない方からすると「すごい!」の一言だと覆います。
ただ、本日の生徒様もそうですが、自分のスピーキングがスピードに引っ張られ、文章の精度がかなり低い、という事はしっかりと認識されている方が多いです。
今後はしっかりと1つ1つの文章をクリアにしていくとともに、文章ごとにとまるのではなく、しっかりと話す時間をもちつつも、スピーディーに修正点を講師が拾いなおしていく、スピーディーなレッスンの展開が必要になってきます。
アウトプットの量をしっかり維持し、かつそれを修正できる体制にもする、これがとても大切ですね。
とても真面目な生徒様で、今後のご活躍に期待です!
本日は以上です。