こんばんは!
ついにソチがはじまりましたね。
世界的に若者のスポーツ離れが問題になっているという今、やっぱりオリンピックはとても大切なイベントの1つです。
みんなで一つになって日本を応援したいです!!!!
さて、本日は今日のカウンセリングの生徒様のお一人について少し。
こちらの生徒様、しっかりと毎週レッスンをコンスタントに受けてくださっているとても熱心な生徒様。
もともと外資系企業に何十年もお勤めされており、日常的にビジネスで英語を使い続けてこられたビジネスの世界のツワモノ生徒様です。
レッスンでは最近ビジネスの一線から少し離れていらっしゃるという事もあり、しっかりとした英語でのコミュニケーション能力の維持、という事で頑張っていただいています。
講師からはとても前向きな生徒様であるという事は日々報告を受けており、何も心配する事はなく、久しぶりにお会いしました。
相変わらずパキパキとされた雰囲気が印象的で、現状の課題や、ネイティブスタッフによるスピーキング、リスニングテストなどから色々な思いをお聞きしました。
ご自身の実際の力はかなり力をお持ちにも関わらず、日本人の典型的な謙虚な姿勢を常にお持ちで、自分の英語力の弱さをなげいていらっしゃいました。
現状の課題は、2人での会話のキャッチボールでは問題なく理解できる会話も、第三者の話、TOEIC part4のような一方的にある程度の分量を話されると、徐々に理解のスピードが遅れていき、最後には意味がわからなくなる、という事がしばしばある、という事でした。
英語のニュースなどをみても実際には何を話しているのかさっぱり分からないところもあれば、難なく分かるところもあり、一定量の英語を浴びる、というところに苦手意識を持っていらっしゃいました。
これは中級の方に限らず、初級の生徒様でも言える事で、頭の中の理解が徐々に遅れていく事で全体が徐々に見えなくなる事は必ずあります。
それがたとえ1時間ネイティブと話そうと、1:1でキャッチボールのシチュエーションであれば、理解が遅れる事はありません。
20分間自分が一言も話さず相手(講師)が一方的に話すようなシチュエーションは特別なケースを除いて普通はまずないと思いますし、仮にあれば講師にかなりの問題があります。
でも、レッスンや友人との会話ではなく、ビジネスシーンでもプレゼンを聞いたり、テレカンに参加して、とてつもないスピードで繰り広げられる英語の会話を傍聴している、というような場合、この”遅れ”が大きな問題になってきます。
こればっかりは第二言語として英語を学ぶ私達にとって常につきものであります。
どのように”聞く”かが大きなポイントではりますが、結局のところ、しっかりとボキャブラリ、フレーズのインプットというものが物を言うのは明らかです。
本日の生徒様は、本日改めてその壁を認識され、今後のレッスンの課題にしていこうと決められていました。
常に目の前の課題をしっかりとみつめ、そこの打開策をトライし、検証し、また改善していく、という、ビジネスの世界に生きてこられた生徒様らしい姿勢が、お話が終始みられました。
英会話講師から積極的に必要なものを提案していく、という事がプロである以上大切な事ではありますが、ある程度のレベルの生徒様になると、自分の弱さ、必要なものは自分が一番分かっている、という方は多くいらっしゃいますし、結局そこを自分からつぶしにいく姿勢を持っていらっしゃる方が結果を出されています。
本日も生徒様もまさしくそのような方で、この壁もどこかでクリアされ、また新しい壁を見つけられるのだろうなとお話のあとで感じました。
今後も是非頑張っていただきたいと思います!
本日は以上です。