こんばんは!
日ハム大谷選手、圧巻のピッチングで12勝目。
その実力に疑いは全くないのでしょう。すごいです。。
さて、本日は今週の体験レッスンの生徒様のお一人について少し。
こちらの生徒様、現在、霞ヶ関の省庁で勤務されていらっしゃる公務員で、今回は、国際会議などで出席にした際にしっかりと英語で対応できるようにしていきたい、という事でアデュールでのレッスンをスタートしていただく事になりました。
役所勤め、特に霞ヶ関の官僚という人達は、やはり民間とは違い、公務に徹した方々ですから、民間の人達とはなんだか違う事はすぐに感じます。
偏見でもなんでもなく、ただ、違う、それだけです。
不動産屋さんは不動産屋さんの雰囲気を持っている人を分かったりしますし、職業柄、外に出てくるものがあるのだと思います。
こちらの生徒様は、これまで全国津々浦々をまわってこられ、若いころにいらっしゃった東京に久しぶりに戻ってこられたという事でした。
短いスパンで全国を動いてこられただけあって、とてもタフな方の印象です。
これまではそこまで英語力を求められてこなかったようですが、ここにきて霞ヶ関に戻ってこられると、やはり業務は多少これまでとは変わってくるようでした。
現在の自分自身の英語力から短期で飛躍的な伸びは期待できないとご自身で考えていらっしゃり、まずは簡単なsmall talkから入っていけるようにしたい、という事でした。
もちろん日本を代表する場での国際会議ですから、英語が堪能な方がいらっしゃるのは当然で、こちらの生徒様がいなければどうにもならない、という事はあり得ない訳です。
それでも、そのポジションからやはり責任を感じていらっしゃるんですね。
もっと自分ができるべきだ、という強い想いはピリピリと伝わってきます。
公務で英語。
なんだか素敵な表現ですが、現実は厳しい。それはどんな世界だってそうだと思います。
民間でも現実のビジネスの世界で英語を使って行く事は、なかなか厳しいのが現実です。
それは英語を使った仕事をしたい!と夢見ている学生をガッカリさせるという意味ではなく、仕事だから、という社会人としての当然の心構えが前提で成り立つ場所、という事です。
ビジネス英会話を習っている多くの生徒様は現場でもがき苦しんでいらっしゃいます。
成長できない自分がいつまでのそこに置かれている保証はなく、成長できると想定されて乗せられているレールから外れてしまう事は、自分のキャリアを大きく揺るがしてしまう事になります。
そこには家族を支えなければいけない、という想いだけでなく、1人のビジネスマンとして、誇り、プライドがあるわけで、それが崩れる事がどれだけ苦しい事か、そういう現実と向き合いながら、ギリギリの所で頑張っていらっしゃる方が多くいらっしゃいます。
本日の生徒様も言葉では、柔らかく、また危機感を示されませんでしたが、実際に状況をお聞きすると、やはり厳しい世界にいらっしゃるという事はすぐに分かりました。
言葉がとにかくすぐに出てこない、というこちらの生徒様。ゆっくりとお話を聞けば沢山のボキャブラリをお持ちでした、という担当講師からの報告にあるように、言いたい事、言える事は沢山あるのですが、ただ言葉がなぜがすぐに出ない。
このもどかしさの払しょくからスタートですね。
これからのご活躍に期待です!