こんばんは!
猛暑の一昨日から一変、今日はさわやかな風が流れる日になりましたね。
サッカー日本代表は無事勝ってくれましたが、本田選手がどこまで上がってきてくれるか、ここが一番ポイントなのは、誰もが感じている事。
頑張ってもらいたいです。
さて、本日は先週のカウンセリングの生徒様のお一人について少し。
こちらの生徒様、現在医療関係のお仕事をされていらっしゃり、将来的に、自分の外国人を交えた職場環境、また専門分野を活かせる海外ボランティアなども想定していらっしゃり、アデュールのレッスンをスタートされています。
医療の現場で英語が必要とされている事は、アデュールの多くの医療関係のお仕事をされている方のお話を聞くと強く感じます。
医師、看護師、薬剤師、受付のスタッフの方まで、色々な方々が英語でのコミュニケーション、読み書きの強化を意識されている事がわかります。
こちらの生徒様は、そんな中、特にご自身が苦手とされている会話の部分をしっかりとトレーニングしていきたい、という事でスタートしていただいています。
担当講師が医療分野にも少し強いという事もあり、専門的な話から、日常英会話まで幅広いトピックを素材にトレーニングをすすめていただいています。
こちらの生徒様がはじめからおっしゃっているのが、聞き取りの能力が低い、と感じていらっしゃる事でした。
普段の日本語の会話でも聞き直す事がしばしばある、という事で、そもそも聴覚に問題があるのかも、という風に心配されていたのですが、実際に本日の会話の中で聞き返される事はなかったですし、リスニングが弱い、と感じられる原因は、そこではないと信じたいと思います。
英語が聞ける、聞けない、は本当に感覚的な部分で、断片的な表現だけでは、その方のリスニング力をしっかりと計測する事は不可能だと思いますし、そもそもご本人自体がどれ位自分のリスニング力はあるのか、という事がハッキリとしない、という方も多いです。
英語を沢山聞いていると、あるときは全ての会話が聞き取れ、自分はとんでもなくリスニングの力がついた!
と、自信をつける事もあれば、短い会話だったのに、全く聞き取れず、何の話か全く分からなかった、、、という絶望に陥る事もあると思います。
こればっかりは、なんとも難しい所ですが、英語の音自体をしっかりと聞き分ける事、基本的な会話の中で使われる定番の表現をしっかりとおさえる、というトレーニングをしていく中で起こる難しさの大きなポインは最終的にはボキャブラリ、というところになってきます。
ただ、その”基本的な会話表現をおさえてからの”という所がポイントで、
arthritic painなんて難しい言葉を覚えていて、It’s up to youと言われて意味が分からない、となると、はたして、色々な会話の中で生きているうえで、どちらを優先させるのが大事かは明らかだと思います。
もちろん、arthritic painという表現を知っていて損はないですが、そこ覚えるの?という話になるわけです。
日常英会話で話されるネイティブの英語を文字化すると、とてつもなくシンプルな英単語が並んでいる事に気付きます。
そして、シンプルな文字が並ぶけど、文章になっていると結局よくわからない、というのが、まさしく、会話に使われる表現をおさえられていない、という事なのだと思います。
本日の生徒様には、色々な会話の中で出てくる最大公約数的な表現をおさせていくことを意識していただきたいと思います。
今後の生徒様のご活躍に期待です!
本日は以上です。