こんばんは!
サクラの便りも聞こえてくるこの季節、もう春!ですね。
寒い日もありますが。。
さて、本日は今週の体験レッスンの生徒様のお1人について少し。
こちらの生徒様、最近外資系製薬会社に転職され、アメリカ人とのテレカンに入る事が多くなり、全く会話についていけない、という事で、すぐにでも英語力を高めなければいけない、という事でアデュールでのレッスンをスタートされる事になりました。
転職活動というのは大変ですよね。
色々なエージェントがありますし、エージェントを絞ってもそこから転職先を色々と考えていくわけですが、世の中会社は沢山あって、またこれから先長く働くかもしれない会社、と考えると、色々な諸条件で考える事も多いものです。
収入、福利厚生、勤務場所、会社の資本比率、自分自身の今後のキャリアアップを考えた時の会社の価値、考えれば考える程、時間がかかりますし、そんな中でやっと決まった転職先。
というそのタイミングでほっとはできず、そこからが本当の冒険の始まりですね。
本日の生徒様はこの大変な転職活動を終えて、すぐにこの言語の壁にぶつかっていらっしゃり、転職を考えてからこの間、本当に大変な時期が続いていると感じていらっしゃいました。
この道を行けばどうなるものか、、ではないですが、本当にそんな大変な時なのだと思います。
今はとにかく「英語」との事です。
今回初めての転職というわけではなく、転職は既に経験されている為、転職の部分の精神的な負荷は以前よりは軽減されているようですが、今回の英語の壁については、今まで一番高い壁に感じていらっしゃるようでした。
これまでは日系企業で勤務されていて、英語についても、そこまで高いレベルを求められる事もなく、また周りの人間の英語力もそこまで高くなかった為、自分自身の英語力を少し買いかぶっていた感があったとの事でした。
今回の転職先で見事にその考えも打ち砕かれ、今はとにかく生き抜くためにどうにかしがみつかなければ、という気持ちでいっぱいとの事でした。
戦う場所が変われば相手も変わり、ルールも変わります。
これがまたビジネスの世界で生きていく事の難しさなのですかね。
そしてその環境の変化は人にとっては大きな精神的、肉体的負荷になります。
ここの耐性が付いている方は強いですが、慣れない方はやはりキツい、と皆さんおっしゃいます。
本日の生徒様はスピーキングがまず、周りの会話スピードの店舗にあわせられず、何か言おうとしても置いて行かれる感があり、リスニングも全く理解できない部分も多々あり、どこから手を付ければよいかもう分からない、という感覚でいらっしゃいました。
現実的には、1つ1つに潰していくしかないのですが、本日の生徒様のようにある程度のスピードの中で会話をしていかなければいけない方の場合は、レッスンでもある程度その環境を作り、その環境の中で会話トレーニングに慣れていく事も必要です。
ポイントはそのまま仕事場と同じように分からない所が流れていったり、とにかく「こなす」だけの場にするのではなく、1つ1つ気になった所、怪しい部分を確認していく作業を怠らない事にあります。
講師側での気づき、修正点だけでなく、ご本人から自発的に気づく事もとても大切です。
やる気は十分のこちらの生徒様。
今後のご活躍が楽しみです。
本日は以上です!