こんばんは!
日中はもう真夏を思わせる暑さですね。
皆さん、暑さバテされていないですか?
アデュールの先生で移動の多い先生は、水分補給と日焼け止めの万全体制でしっかり乗り切っていただきたいと思います。
本日はアデュールの生徒さんとお話する機会がありましたので、そのお話の中から少し。
こちらの生徒様、現在、週1回、しっかりとコンスタントにレッスンをこなされ、かつご自身でも先生の宿題以外にも色々なトレーニングを積極的にこなされている超真面目な生徒様です。
会話が大好きな方で、色々な表現を海外ドラマやレッスンから吸収し、実際にレッスンの中でどんどん使う中で先生に使い方のチェックをしっかりと受けそこに磨きをかけていらっしゃいます。
この姿勢は英会話をマスターする上ではとても素晴らしい姿勢ですね。
聞こえは悪いかもしれませんが、先生をうまく「利用している」事がうかがえます。
どんな事でもそうですが、自分から積極的に学び、自分から訂正を求める姿勢は確実にプラスに働きます。
そして何よりもそのような積極的な生徒様のレッスンは、日本人講師自身もとてもやりがりを感じられます。
当然全ての生徒様の指導にやりがいは感じていただいておりますが、人なら誰でもそうですが、自分を頼られる、教えてください、と言われると嬉しいものです。
そんなこちらの生徒様なのですが、
本日意外な事を話されていました。
それは比較級を会話の中で意外とミスしてしまうことがあるという事でした。
発音もとてもキレイで、流暢に話すようになられたこちらの生徒様は、初心者レベルの生徒様からみられれば本当に先生と同じレベルで話せる人のようにみえるはずです。
その生徒様が、簡単な比較級の文章を会話の中で間違える、とおっしゃっていたので、おや?と思いどのような状況なのか聞いていました。
要はHe is more smarter than Kevin、みたいな文章になるという事ですね。
あんなにしっかり話せる生徒様でも実はこんな所に弱みが!
という感じです。
こちらの生徒様に限らず、キレイな発音、流暢な会話ができる方は文法的にも文章の間違いがないというわけではな実はないんですね。
初心者レベルの時にはその違いが意外と見えにくいものです。
でも、そうなんですね。
色々な国の方々と話したりしていると特にそれによく気付くものです。
日本人の様にシャイではない外国人の方々は、平気で文法的なミスや単語を間違っていても、猛スピードで自分のペースで話しかけてきたりします。
そして基本的なニュアンスは相手に伝わるので、相手もその意味を汲み取る事ができ、結果、普通にネイティブ同士が話しているようなスピードで話しこんでしまうですね。
英会話初級の時にはこの人達はもうネイティブレベルの英語力だ!とみえるものです。
でも実際の世界の英語のコミュニケーションはそんなものだったりするんですね笑。
世界で話されている英語の大半がブロークンイングリッシュと言われているのは、そういう事で、英語を第一言語としている国は、限られていて、結局は第二言語の国々の人達の英語が大半を占めることは多く、完成された英語ばかりが飛び交うというわけではないです。
そして、それらの場所で求められているのは当然キレイな英語ではありますが、全員の一定の会話スピードが維持できる瞬発力に限ると思います。
まず意味がわかればいい!精度はそのあと!とスクールの人間が言ってしまうと少し問題かもしれませんが、英語を私生活で使うという事は、あるラインがきたら、英語を使い始めていいよ、というようなものはなく、結局は「使いながら成長する」、「走りながら考える」という事で、仕事にもある意味似ている部分があると思います。
多少無理をしてでも、走りながら考える事も時には大切です。
そういう意味で、本日の生徒様のそういう一面を今日は垣間見ることができました。
そのまま精度を上げないで突き進む人もいます。そういう方は一定のレベルで会話力がストップしますが、こちらの生徒様はしっかりと自分の弱みのをノートに書き、学ばれます。
現実的で理想的な成長の仕方、スピードなのかなと思いました。
こちらのページでは日本人講師の特徴をまとめて解説しておりますので、是非ご覧ください。
本日は以上です。