こんばんは!
明日は金曜日。
あっという間の一週間ですね。
さて、本日は今週の体験レッスンの生徒様のお1人について少し。
こちらの生徒様、現在イタリアのアパレルブランドにお勤めで、今回アデュールでのレッスンをスタートされる事になった理由は、電話会議などで英語が必要になるから、という事でした。
もともとイタリアに留学されていたこともあり、イタリア語は流暢に話されるようですが、英語はとても苦手というこちらの生徒様。
イタリア本社側の人達と話すのであればイタリア語での会話がベースなので、基本的にはこちらの生徒様にとっては得意のイタリア語。
そこのコミュニケーションは全く問題ありません。
ただ、イタリア語が離せないスタッフがその電話会議に入ってくると、会議で使われる言葉が英語に切り替わります。
この時に困るのがこちらの生徒様、という事になりますね。
イタリア人からすれば、母国語か、世界語の英語どちらか、という2択ですが、こちらの生徒様にとっては苦労して身に着けたイタリア語は既に、日本語、イタリア語という選択肢2番手。
3番手の英語が出て来られる困りますよね。
といってもそこはグローバルビジネス。
It is what it isです。
そういうものだ、という事ですね。
世界にはもっと沢山の強者がいて、中国でグローバルビジネスを展開されている方々などは、中国語は勿論の事、ネイティブレベルに近い日本語、そして更にネイティブレベルに近い英語、人によっては加えてフランス語も、なんて人もざらにいます。
ヨーロッパには3言語以上話す人は沢山いますよね。
やはり強者と一緒の土俵で戦うには、自分もそれなりの基礎練習をしておかないといけないという事でしょう。
本日の生徒様が英語での会話で困っていらっしゃる点は、どうしてもイタリア語で考える癖がついているため先にイタリア語が頭に入ってくる、という点でした。
3言語目を習う方、特に同じラテン語系の言語だったりすると、似た言葉で微妙に文法などが異なる為、簡単なようで、意外とミスも出る、というのはよく聞く話です。
といっても、ラテン語系の言語を母国語としている人にとっては、それ以外の言語をマスターするよりは、他のラテン語系の言語をマスターする方が確実に成果が出るのが早いのも事実です。
本日の生徒様はとにかく英語は基本的な文法が完全に抜けてしまっているという事で、その基礎の確認そして、実際のビジネスシーンでしっかりと不自由なく使いこなせる実戦的な会話力を増すスターする事を希望されています。
イタリアのアパレルブランドで、イタリア語と英語を話せれば鬼に金棒ですね。
イタリア人たちもにっこりです!
今回の体験レッスンで感じられた事は、いつもの電話会議の時と同じで、イタリア語が頭に入ってくるために、どうしても英語の時には頭の中の処理に時間がかかってしまい、会話の中でボールが自分に回ってきたときに、自分の所でしばらく止めてしまう、という事のようでした。
1対1の会話ならまだしも、複数人いる場での会議で、自分の所で会話を止めてしまうというのはやはり避けたい所ですよね。
立場がそこまで上の方でなければ、冷や汗たらり、、、ものです。
まずはそこのレスポンスを早く出来る事。
必要な基礎単語は業界も長いので分かる為、とにかくそこの瞬発力、頭の切り替えのトレーニングにポイント当ててやっていくという、という事になりました。
やる気十分のこちらの生徒様。
今後のご活躍が楽しみです。
本日は以上です!