こんばんは!
森会長発言が波紋を広げていますね。
開催国としては、とても残念な事で、どうにか世界に良い印象を持ってもらえるような形になってほしいと願うばかりです。
さて、本日は今週のカウンセリングの生徒様のお1人について少し。
こちらの生徒様、現在都内のメーカーにお勤めで、もともとアデュールでのレッスンをスタートされる事になった理由は、将来的に仕事で英語を使えるようになりたいから、という事でした。
会社でも社員向けに英語学習は推奨されているようで、実際に部署によっては英語を使うところもあるという事で、ビジネスにおいても英語はかなり近くまで迫っていらっしゃるというようなご様子でした。
ご本人としては、今の会社がとても快適なようで、出来ればこれからもこの会社に長く勤めたいという想いから、しっかりと会社で生き残れる力を磨きたいと意識で英会話を始められました。
会社に求められているTOEICスコアは550で、とりあえずそこは既にクリアされた為、今の段階では特に会社から英語力について要求される状況ではないようです。
この間に、自分が学びたい所、学ばなければいけない所を徹底的に学び、いざ英語が必要という状況になったときに、焦らず業務を遂行できれば、という事でした。
その強い想いもあり、この1年はとても頑張って下さいました。
レッスン自体をとても楽しんで下さっている事は勿論、リスニング、スピーキング、ボキャブラリと万遍なくスキルの底上げができてきているとおっしゃっていました。
実際に英語が仕事で必要になる状況になれば、英語のメール、電話会議、海外出張等、あらゆる場面が想定されるという事でしたので、現在のように読み書き、会話、4技能バランスよく力をつけられる事はとても素晴らしい事だと思います。
英会話学習者によくある陥りやすいパターンとして、好きな事には時間をかけられるけど、苦手な部分は無意識に敬遠してしまうという事です。
そして、その最たるものがボキャブラリです。
単語を覚えるというのは、楽しく英会話というイメージとは違い、学生時代の試験前をイメージされる方も多く、そこから「苦痛」を伴う感覚をどうしても感じてしまうようです。
多くの方にまず考えていただきたいのが、学生時代の苦痛と現在の英会話トレーニングをリンクさせないようにしていただきたいという事です。
単語を覚えるにしても、英語→日本語意味、というペアをたただただ沢山覚えていく繰り返しではなく、実生活、ビジネスに必要な単語について、具体的な状況を想像しながら、新しい表現をおさえていく、という意識で学ぶ事で、学習イメージは大きくかわります。
多くの方が学生時代は試験の為の勉強、目標としている大学に入る為の勉強、という意識があり、その目標の為に仕方なくやらなければいけない事で目標がクリアできれば後は使わない無駄なもの、という意識が頭の片隅のどこかにあったので苦痛だったはずです。
ただ、社会人になってからの学びは、全て実生活、ビジネスにつながる学びです。実用性を伴えば、学習への意識は大きく変わります。
本日の生徒様はその実用性の意識をうまく利用し、この1年を過ごされました。
課題は、ネイティブっぽい表現、熟語等がまだ理解が弱く、聞き取りに支障をきたしている点を挙げていらっしゃいました。
2年目、また大きく羽ばたいていただきたいです。
本日は以上です!