こんばんは!
明日の関東地方は夏日になるみたいですね。
体調管理をしっかりしないといけないですね。
さて、本日は今週の体験レッスンの生徒様のお1人について少し。
こちらの生徒様、現在都内のIT企業にお勤めで、今回お申込みいただいた理由は、今までなんとなく続けてきた英会話をもっとしっかりとやっていきたいから、という事でした。
以前は別のスクールで習われてたようですが、実際にはそこまで自分の英語のレベルは高くないと自覚されているにも関わらず、講師がいつも褒めちぎってくれるようで、最初は嬉しかったものの、褒めるだけで自分の悪い部分を積極的に直していこうという内容ではなかった事が満足できなかったポイントのようでした。
ここのバランスは難しいものだと思います。
鬼のようなメンタルを持っている人であれば、スパルタ教育でもグングン伸びますが、世の中そのような人ばかりではありません。
むしろそんな人はマイノリティで、多くの方が、褒めてもらって、優しくしてもらって、なんとか気持ち的に続けられるという方が多いものだと思います。
アデュールの日本人講師の中でもそのように感じている講師はとても多いです。
ただ、ポイントは、ただ優しく楽しければいいだけでは、英会話の力がつかないという所ですね。
皆さん究極の目的は、英語の力を付ける事です。
そのためには、このままだとこの生徒さんは力が全然伸びない、と講師が判断すれば、何かしらの対応を取る必要が出てきます。
そこですぐに厳しくいくという事ではなく、宿題の内容を変えてみたり、レッスン内でよりチャレンジングな内容にしたり、少しギアを上げていく試みをする事で変わる事もよくあります。
それをどう受け取るかは結局の所生徒さん自身なので、このギアアップが自分の成長に必要な事、と感じられる方はそこから伸びますし、そのギアアップが少し気持ち的にしんどい、と感じる方にとっては、先生との話し合いの中で何か解決策を見出していく必要があります。
いずれにしても、まずあるべき姿は「英語の力を付ける事」です。
生徒さん自身が高いモチベーションでどんどん自分を追い込む方であれば、講師はそれを邪魔せず、よりスムーズに事が運ぶようにお手伝いする事へ意識を集中させますが、英語の力はつけたいけど、英語の勉強はちょっと、、という方は、色々と勘がなければいけないポイントが出てきますよね。
本日の生徒様は、やらなければいけないのは分かっているけど、やっぱり適度な感じでやっていかないと仕事や家族とのバランスが崩れてしまうとお考えのようでした。
こういう場合、自分の出来る所ギリギリまでやりつつ、定期的にご自身の習熟度をご自身で見てもらい、そのスピードで自分はいいのか、という事を確認する事が有効です。
5の努力で10の成果を出したいけど、しばらくやってみて、5の努力ではどうも6,7位にしかできないぞ、、と感じると、そもそもの前提条件を変えなければいけないのかも、という風に見直す事ができます。
ここだけは譲れない、と部分がある事は決して悪い事ではありません。
ただ全てをゼロにして、自分の成長だけを考えた時、果たして自分の中の譲れないポイントを本当に譲らなくていいのか、という事が見えてきます。
今はやる気に燃えていらっしゃるこちらの生徒様。
今後が楽しみです。
本日は以上です!