こんばんは!
本日は今日の体験レッスンの生徒様のお1人について少し。
こちらの生徒様、現在中国系の社長様がいらっしゃる会社にお勤めで、社長様には中国語から日本語への通訳がついているものの、英語が堪能な社長様にとって、英語を話せる社員とはスムーズに直接コミュニケーションがとれるようです。
本日の生徒様は、実際にビジネス英会話というものを習いたいというのではなく、あくまで日々の業務において社長様に確認したい小さい事などを随時通訳を通さずコミュニケーションをとれるようになることで、ご自身の業務の効率化と社長様とのスムーズなコミュニケーションをはかれるようにしたい、という事でした。
通訳がついているとコミュニケーションが格段に遅くなるのは当然です。
サッカー日本代表の歴代外国人監督の会見などをみられた方などはイメージがつかれるかもしれませんが、本人が話している間、一瞬退屈な間があります笑。
通訳の事を考えてかなり小刻みに会話を切っていく監督もいれば、時には1回でかなりたくさん話しきる監督さんなんかもいますよね。
するとまたこの退屈な間がのびるわけです。
趣味でサッカーをみている人にとってみれば退屈で済まされますが、ビジネスではそうはいきませんよね。
実際にその言語に精通するという事は、言葉の裏の意味、また話者が話す微妙なニュアンス、また温度感なども汲み取れるようになります。
そうする事で、ビジネス交渉などでは、アプローチの方法もかわるでしょう。
本日の生徒様はそこまでの話ではないですが(笑)、それでも「英語で話す事で社長が喜んでくださる」とおっしゃっていたところには、意思の疎通をはかるというだけではないものがあるはずです。
さて、こちらの生徒様の現在の英語力ですが、初級申告されていたものの、しっかりとしたキレイな発音をお持ちで、本日の講師の評価が一番高かったポイントでした。
反面、時制やvocabの少なさが会話の中にどうしてもみえてきてしまい、それがfluency(流暢さ)にもあきらかに響いてしまっていることをご自身も痛感されていました。
まずは普通の日常英会話の中でよく使われる表現、使い回しのきく表現、動詞、をしっかりおさえるところからスタートする必要があります。
ご本人もvocabの強化は特に感じていらっしゃいますが、ただやみくもに英単語集を覚えるのではなく、より実践的な会話の中でみえてくる英単語の強化をと考えていらっしゃいます。
もともと海外旅行に昔はよく行っていらっしゃったようで、簡単な基本的なやりとりはなんとなく体に染み付いていらっしゃるようです。
今後はもう一歩先へ、とお考えのようでした。
ビジネスにも、日常英会話にも使えるしっかりとした基礎語学力をマスターしていただきたいと思います。
本日は以上です。