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~までを表現するbyとuntilの使い分け

こんばんは!

 

本日は関東地方はあいにくの曇り空。

 

それでもお花見を楽しまれた方は多かったのではないでしょうか?

 

 

 

 

 

 

 

そんな中、本日はアデュールの生徒様と少しお話する機会があり、最近のレッスン状況、英会話学習状況を聞いておりました。

 

まず、こちらの生徒様、普段からシャドーイングトレーニングを宿題にしっかりされています。

 

 

 

 

 

 

 

当初は基礎英語力はお持ちだったものの、スピーキングになるとかなり緊張されていらっしゃったのですが、最近はかなり肩の力も抜けて話せるようになられてきたようです。

 

肩の力が抜けると、舌やあごにも変な力が入らず、英語の音を体が素直に受け入れてくれます。

 

 

 

 

 

 

 

お酒を飲むと英語が達者になる、なんて人もいますが、これも力が抜けているので色々なフィルターが外れていい具合になるんでしょうね笑。

 

 

 

 

 

 

 

こちらの生徒様、シャドーイングはかなり上手になられており、かなり難しい内容のものでも、文字をみず音だけを聞いてすらすらとこなされていました。

 

 

 

 

 

 

 

さらに素晴らしい点は、その内容をディクテーショントレーニングにして、文字に落とし込むまでしていただいているという事です。

 

 

 

 

 

 

 

この素材が英単語を覚える素材にもなり、一石三鳥です!

 

 

 

 

 

 

 

だいぶスピーキングにも自信がついてこられたのか、本当にリラックスされた感じがみてとることができました。

 

 

 

 

 

 

 

そんな和やかな会話の中、I’ll be ready until next Mondayという文章が飛び出してきました。

 

意図されたのは「月曜までに準備できます」ですが、これではちょっと文章としておかしいですね。

 

 

 

 

 

 

 

この間違い、untilを「~まで」という日本語で覚えてしまっている英会話学習者の方に非常に多いミスです。

 

 

 

 

 

 

 

untilは確かに「~まで」、という意味ではあります。

 

でもデッドラインを意味するbyも「~まで」を意味します。この2つ、日本語が同じなだけにややこしいのですが、untilは、(ある状態が)~まで(続く)、というニュアンスで、「状態が継続している」というところがポイントです。

 

それに対し、byはデッドラインで、そのデッドラインの日、地点に主眼を置き、(ある状態を)~には(実現させる)、というニュアンスで、「状態を期日には実現させる」というところがポイントです。

 

 

 

 

 

 

 

 

では今回の文章ではどうでしょう。ポイントはbe ready(準備できる)という状態をどうとらえるかです。

 

来週の月曜日にこの状態がどうなんだと。答えはこの状態を「実現させる」んですよね。だからbyです。

 

 

 

 

 

 

 

最後に、willを否定にして同じような意味をつくるとすると。

 

I won’t be ready until next Mondayになります。byがuntilに切り替わりました。(ある状態が)~まで(続く)というuntilのセオリーから考えれば、be readyの状態に「なれない状態」が来週月曜まで続くという考え方になります。

 

ちなみにI won’t be ready by next Mondayにすると、(ある状態を)~には(実現させる)というある地点を主眼に置いbyのセオリーから考えれば、月曜には状態を実現させられない、という事になりますよね。あくまで指定の日・時間においてどうなのか、という視点がbyにあるという事を意識しておかないといけないです。

 

 

 

 

 

 

 

 

否定の形でまたよく分からなくなった、という方は肯定文でまずは感覚をつかんでおきましょう笑。

 

本日は以上です。

 

 

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