こんばんは!
明日から週末。あっという間に4月が終わってしまいそうです。
5月が来れば、もうサッカーワールドカップは目の前。
南アフリカからもう4年です。時が経つのは早いです。
さて、本日は今週の体験レッスンの生徒様のお一人について少し。
こちらの生徒様、現在産休中でお仕事をお休みされていらっしゃる生徒様。
そろそろ仕事復帰を見据え、体を仕事モードに、外の生活に慣らしていきたい、という事で、今回お仕事との関わりもあり、アデュールでのレッスンをスタートしていただく事になりました。
産休前はIT関連の会社で海外取引先、代理店まわりや、英文書類作成、翻訳など、かなり高度なレベルのお仕事をされていらっしゃったようでした。
当時から、自分の英語力でこんな仕事をしていいのか、と悩まれていらっしゃったようですが、忙しさのあまり、仕事以外のところで英語力強化に時間かけられず、気付けば今のところまで来てしまった、という事でした。
お仕事内容から分かる通り、既に基本的にコミュニケーションは全く問題のないレベルの生徒様で、英語が苦手な上司の方からみれば、ネイティブと話している時に、発音やボキャブラリまで、何がネイティブと違うのか分からないレベルだと思います。
ただ、高いところに登れば、またその上が見えてくる、それはどんな道でも同じ事だと思います。
本日の生徒様はそういった意味で、産休前に自分の力不足を感じていらっしゃった事もあり、仕事モードに体を少しづつ馴らしていくという意味も含め、英会話レッスンスタートを決められました。
アデュールの生徒様で、同じように産休明けに体がついていかない事を避けるために、英会話レッスンに入る事で、徐々に体のペースを馴らしていく、という方は意外と多くいらっしゃいます。
ただただ休暇をしていただけでなく、子供を産み落とす、という人によれば生死にかかわる事を経験されているわけですから、確かに体の変化は大きいと思います。
少しづつレッスンの中で仕事感を取り戻していっていただきたいと思います。
具体的にレッスンの中の修正点として今回考えていらっしゃるのは、細かい発音、そして表現力のアップのこの2点でした。
英語をある程度話せるようになると、自分の持っているボキャブラリで、どうにかメッセージを伝える事ができてしまいます。
そしてその感覚に入っていくと、どんなネイティブとでも会話できる感覚になります。
ただ、その感覚の最大の落とし穴は、そこで表現力のアップを怠ってしまう事だと思います。
必要最低限の言葉をマスターすればある程度の会話ができてしまうのは、幼稚園児が大人と会話するのと同じような感覚で、大人の側が難しい言葉を言えば、幼稚園児は「~ってどういう意味?」と聞けばいいわけですし、そうこうしながら、なんとか意思疎通はできるわけです。
ただ、これで問題ない、と思うのは幼稚園児の側で、大人の側はそうは思いません。
プライベートであれば、なんでもない事ですが、ビジネスの場においては、スピードや精度を互いに求めるのは当然のことながら、更に高いレベルの何かを生み出すのがビジネスで、時には単純な言葉だけでは追いつかない、理解できないレベルの会話にもなると思います。
感覚的な言葉、微妙な言葉のニュアンスなど言葉の行間を読み、相手の意図をよりハッキリと汲み取る、そして伝える、そんな力はやはり幼稚園児(レベルの英語)と大人の間の会話では時間がかかりますし、大人の側からするとストレス以外の何物でもありません。
本日の生徒様は仕事の中でそれを感じていらっしゃのだと思います。
さらに高いレベルに向けて、これからも頑張っていただきたいと思います。
海外との仕事があるという方は、海外出張の機会がある方もいらっしゃると思います。こちらの記事では、ビジネスパーソンとして経験豊富なアデュールの講師による海外出張アドバイスをご紹介しておりますので、是非ご参考になさって下さい。
本日は以上です!