こんばんは!
本日は今日の体験レッスンの生徒様のお1人について少し。
こちらの生徒様、過去20年間外資系企業にお勤めで、日本企業の海外とのつながりの動きをずっと肌感覚で感じられてきていらっしゃる、外資系マスターの生徒様です!
そんなカテゴリーがあるのかはさておき、外資系企業でも日本国内のお店の販売をされていれば、海外との動きはみえないかもしれませんが、こちらの生徒様は営業側にたち、主にメールや電話で色々なやりとりをされてきました。
アメリカ本社の会社で、オセアニアやアジアなどとの交渉もあり、色々な英語を聞いてこられた経験豊富な生徒様。
今回お申込をいただいたのは、今までの経験の中で、今後のキャリアを考えた時に、さらなる会話力の強化が必要と考えられたためです。
素晴らしいですね。
もっと上に!もっと高く!
人間として尊敬できる前向きな素晴らしい姿勢でいらっしゃいます。
今までお仕事をされてきたなかで感じられていたのが、メールであればなんとか言いたい事をネット上の翻訳サイトなども使いながらできるものの、いざ電話などの会話になると、地域によっては訛りが強く全く理解できなかったり、またスピーディーに返答できるスピーキング力が足りないという事のようでした。
地域の訛りが理解できない事はこれは最初は誰でも悩むところだと思います。
よく言われるのはインド人の方の英語。
訛りが強く、またスピーキングがかなり早い方もいらっしゃるので、理解にかなり苦しむ方がビジネスで取引のある生徒様の中でもかなり多いようです。
私自身はアフリカ諸国との取引があった会社での勤務経験があり、はじめてアフリカの方(といっても広いですが)と話したときは、やはり驚きを感じました。
発音というよりも、ボビーのような分厚い声、だいぶ声真似を練習しましたが、到底私の声帯では対応できる声ではありませんでした。
少し話がそれましたが笑。
こちらの生徒様、とにかく英語のリスニングの力を強化したいという事が今回お申込いただいた最大の理由なようで、まずは典型的なビジネスシーンを取り上げたロールプレイから、ディスカッションに入っていき、普段自分が話さないような話題で会話をすすめていただきます。
自分がいつも話す話題や流れは誰でも体に染み込んでいるものです。
電話対応、取次ぎも1つの表現を覚えれば、結局はその表現に固執してしまうもので、その表現マスターになってしまいます。
気持ちに余裕のある方であればお仕事中にも、「今日はいつもと違い、こんな言い方でも取り次ぎ方をしてみよう!」なんて思われるかもしれませんが、それはかなり気持ちに余裕のある方だと思います笑。
実際は普段の業務にてんてこまいになってしまっているというのが普通の状態で、新しい表現を使う事もなければ、新しい話題に、業界での会話に飛び込まされることも通常はあまりないと思います。
決まった話題を決まった表現で、決まった流れで話す、このパターンが海外とのやり取りがある方でも比較的多いパターンではないでしょうか。
実際にプレゼンをしたり、色々な課題、問題を自分なりに解釈し、そこからソリューションを英語で提案して形にしていく、そこまでのレベルで英語を使っていらっしゃる方はそう多くはないはずです。
となると、やはり話す英語に偏りがでてきます。
という事で、少し話が長くなりましたが、色々な話題で会話をすること、これが重要になってくるんですね。
本日担当のネイティブ講師の評価では、まずリスニングの力、さらに発音も高い評価をつけていました。
弱さは英作文能力で、会話の中での文章の組み立てが少し不安定感を感じたようです。
今後は担当講師と色々な話題、テーマの中で新しい表現、英単語、フレーズにどんどん触れていっていただきたいと思います。
本日は以上です。