こんばんは!
明日はサッカー男子オリンピック予選、イラク戦です。
ここが本当の正念場でしょうか。日本はめちゃくちゃ寒いですが、向こうは熱くなりそうです!!!!
さて、本日は今週の体験レッスンの生徒様のお一人について少し。
こちらの生徒様、アメリカ本社の外資系企業にお勤めの方で、アデュールでのレッスンをスタートされた理由は、立場的に、本社の重役が来日する際などは、自分が対応しなければいけない場面も多い、という事で、その時にしっかりと話せる英会話を学びたいという事でした。
また外資系企業という事もあり、英語を話せる人が沢山いる職場環境。
まずはTOEIC650点レベルを目指して、頑張りたい、という事でした。
会話レベルとTOEICのスコアとはイコールでは勿論ないですが、やはり自分の英語学習の目標地点としてTOEICのスコアを置く事は意味があると思います。
数字はとても具体的ですし、結果がはっきりします。
TOEICは990点満点で得点も幅も広いので、より細かく分析する事もできます。
本日の生徒様は、ここまでしっかりと毎週レッスンに取り組み、着実に英語の力をつけてこられました。
スタート時点では、外資系企業の社員としては恥ずかしい、とご自身が感じる英語レベルだったようで、早くこのレベルをこっそりと抜け出したい!とおっしゃっていました。
一番のネックは、そもそも英語の文法も発音も、そして基礎単語も、全てにおいて学生時代にしっかりと学ばなかったツケがきている、という事でした。
それだけに、英語を聞いても全てにおいて、なるほど、と感じられる所が当初はなかったようです。
今は、まずは基礎英文法をしっかりとたたきこんでいる、という事で、だいぶ英語の文書に向き合う事に自信が持てるようになってきた、という事でした。
これは大きい事ですよね。
アルファベットがただ並んでようにしか見えなかった文章が、それぞれの文章の「構造」を意識してみれるようになってきているんですからね。
英語の文章に向き合う事にストレスがなくなってくると、その中の知らない単語に次は意識がさらに注がれてくるものだと思いますし、音読のトレーニングでは、それぞれの音、イントネーション、そんな所まで意識が回ってくると思います。
英語の文章を読みながら、頭の中で前からその意味をしっかりと意識して話していく。
この理解しながら英語を読んでいく、という作業は英語学習にはとても大切です。そうやって、ある程度のスピードの中で話す時にも自分の話している英語が丸暗記の英語を言うのではなく、文法的に正しい文章を言っている、と意識しながら話す事で、文章の構成力がどんどんついていきます。
実際の会話の中では、丸暗記する事ですぐ会話の中で使える文章やフレーズは沢山あると思います。
でも、実際に使える場所をすぐに増やしていく事だけが全てではなく、そこに深みを持たせる事が一番の目標なわけですから、丸暗記のものも、落ち着いて一度文章の中で構造を考えてみる、そんな事をする中で、徐々に本当の英語力がついてくるわけです。
そしてその意識の連続が無意識を生みだすのですね。
わざわざ文章の構成を考えずに話せるような場面がどんどん増えていく事が、最後のゴールだと思いますが、それには必死で意識して文章を向き合う事でしかそこには到達できません。
自転車に乗る時も最初は必死でバランスを意識していましたが、今、大人になってそんな事を考えている人は皆無でしょう。
今後の生徒様のご活躍に期待です!
本日は以上です!