こんばんは!
本日は今日の体験レッスンの生徒様のお1人について少し。
こちらの生徒様、現在会社で外国人クライアント、さらに外国人上司との英語でのコミュニケーションが必要な環境にいらっしゃり、当初仕事をはじめられた時よりも求められる英語のレベルがとても高くなってきたいという事で今回アデュールでお申込いただきました。
外国人のクライアントと英語でやり取りをされていらっしゃるという事で、状況を確認させていただくと、実際にはかなり会話が難しく、本当にたどたどしい単語を繋げた英語でなんとか相手に理解してもらっている、という状況のようで、これではさすがにマズイ!と感じられているようです。
でも、それでもビジネスは成り立っていってしまっている、これが実際の世界のビジネスなんですね。
どこでもそうというわけではないですが、語学力はあくまでビジネスのツールであり、完璧なものではなくとも、メインのビジネスのオペレーションに問題がなければとりあえずは事が進む、そういう状況で世界各国とやりとりされている会社様はたくさんあるはずです。
先方も英語を第二言語としている国のような場合であれば、そこで話される英語はとてもシンプルな表現にまとめられていたりする事が常で、それでどんどん事が進んでいくんですね。
ただ、今回の生徒様の場合は任される仕事の幅が増えたこと、そして自分で完結しなければいけない場面が増えた事で、さらなる語学力の向上が必須の状況になられたようです。
このような状況は冷や汗ものですよね笑。
そもそも本業のビジネスに集中したいのに、それをすすめるツールである語学が引っかかってくるというのは、ご本人からすれば馬鹿らしい事以外の何事でもないと思います。
早く仕事をしたいのにパソコンの立ち上がりが遅い、動きが遅い、などと同じ様な感覚ですかね。
こっちはもっとこうしたいのに・・・・こんな事で話がスムーズにすすまない!!!みたいな感じですね笑。
そんなわけでアデュールのレッスンをお申込いただきました。
実際に現在の英語レベルについては、ご自身では初級申告をされています。
自分の言いたい事が定型の言い方であればできても、少し応用的な内容だと頭の中で日本語で文章を作り、そこから英語に切り替える、というところに時間がかかり、かつ文法的にも受験英語を思い出し、とてもややこしく考えたりもするので、さらに時間がかかる、という事でした。
受験英語をしっかりと勉強された方の基礎力はとても大事なものです。
でも難しい文法用語やルールに縛られて、逆にとりえずメッセージを伝えようというスピード感ではなく、完璧な文章でないと言葉にしたくない、という心理が働いてしまう方が受験をしっかりされた方々には多いのも事実です。
この呪縛をとくべく、まずは一定のテンポの中で言葉に落としこむことが必要になってきます。
書きながら文章の語順を考えていたのを頭の中で組み立てるわけで、なかなかすんなりといくものではありません。
でもビジネスに求められるのはスピード。
これは多くのフィールドで共通している部分だと思います。英語の瞬発力、まずはここを意識していただきたいと思います。
実際に一定のテンポで話す事を意識すると文法的なミスや品詞のエラーなども出てくると思いますが、そこは講師がしっかりと拾い衛星していくところです。
生徒様はそれを確認していただき、一定スピードの中で話す中で自分が作ってしまうミスをしっかりと認識していただき、修正を入れていく、このサイクルが基本ですがとても大切ですね。
当然早く話せばいいというわけではないですし、やっぱり頭の中でしっかりとした語順を意識した英作文ができればなおよしです。
でも日本語で話す時に誰も文法のルールなど考えておらず、言葉に落としながら考えているというのが普段の日常会話の感覚だと思います。
ビジネスでスムーズなテンポで話すという事はその感覚に最後にはなるという事で、その感覚をゴール地点として今後はレッスンに取り組んでいただきたいと思います。
とても真面目な生徒様です。
今後のご活躍が楽しみです!
本日は以上です。