こんばんは!
本日は速読について少し。
今日はアデュールの外国人講師と打ち合わせがありました。
そこである文献について議論する場があったのですが、ある1人の講師が、他の講師がその文献に目を通す1/3くらいのスピードで読み終えたので、みんなが驚いたという事がありました。
速読なんですね。
他の講師が本当に内容を理解しているのか聞くと、なんと書いてある事の大枠を述べるだけでなく、かなり細かいところを自分の感想と一緒にあわせて語ってくれました。
日本人でもこういう方いますよね。
おそろしく読むのが速い方。
速読のトレーニングを受けた方は通常の方が想定できないスピードで文章をよみきります。
こちらの講師は速読とはいいませんでしたが、昔から本が好きで、また経済や法律関連の文献を今でも日常的に目にするようにしているようで、自然と身についた力だと言っていました。
すこし話が飛びますが、TOEICのPart7はかなりのリーディングのボリュームがあり、英会話学習者にとっては、大きな壁の1つです。英会話初級レベルであれば、時間内に全て終わらせる事は通常不可能だと思います。
ただ、この速読のスキルがあれば、結果は異なるかもしれませんね!
といいつつ、他言語の場合は最低限の語彙力が必要になるのはいうまでもありません笑。
その上でこの速読のスキルをつければTOEICの壁も一段と低くなるはずです。
TOEICで満点近くをとる人は、全てではないにしろ、あのリーディングパート全てを60分程度で終わらせ、15分程度かけてゆっくりと内容を見直している人もいます。
時間との勝負であるといわれるTOEICは少し時間をかければわかりそうな問題も時間がない為に、とれなかった、という問題がたくさんあるものです。
特にPart7などは答えがそこにあるわけですから、時間無制限であれば、ある程度の語彙力がある方であれば満点をとれるわけです。
なので、この15分の見直しの時間はとてつもなく、有効な15分です。
ただ、このレベルの方は、見直しの際に大幅に解答を修正する人はかなり限られており、やはり最初の60分でほぼ正解ととっているんですね。
最初に話した速読ができる外国人講師のように。
共通している点は、とんでもないボリュームの文献、英文に日常的に触れている(又は触れている期間が一定期間あった)という事です。
海外の大学ではクイズなどが日常的にあり、日本の一般の大学に比べ、日常的に色々な文献に目を通さなければいけない学校が多いですし、そういった環境で育った人はやはり文章を読むスピードが違います。
英会話学習者にとってリーディングに時間を割く事に疑問を感じられるかもしれませんが、私はとても大事な事だと思いますし、アデュールの多くの講師も同じ認識です。
レッスンの中でリーディングをしていただく必要はないですが、ある程度英会話レッスンに慣れてくれば、普段自宅や通勤途中などに少しづつ英語の文章を読むことに慣れていく、これがとても大切だと思います。
英会話の基礎体力をつけてくれる大切な場所です。
英会話初級の方にとって、何をするかの優先順位は難しいものですが、それは講師と相談しながらうまくバランスをとってみてください。
本日は以上です。