こんばんは!
本日は今日の体験レッスンの生徒様のお1人について少し。
こちらの生徒様、今年関西から東京に転勤でこられた生徒様で、海外旅行や、また生涯学習の1つとして英会話と向き合っていきたいと考えられており、今回アデュールでお申込いただきました。
英会話を生涯学習にすること、これはとてもいい事だと思います。
色々な事を覚え脳を刺激し、そして異文化やそのコミュニケーションからその文化を学ぶ事、こんな素晴らしい趣味はないです!!
もともとこちらの生徒様は学生時代英語は苦手で避けてこられたようで、いわゆる「勉強スタイル」を好まない方です。
それは学生時代のやり方に嫌気がさし、トラウマのような状態になっていらっしゃる場合が多いです。
今回の生徒様は最初にお聞きしたときは、洋楽の歌詞などをみながら、それを使って会話の練習をしたり、英文の理解を深めたい、という事でした。
とても楽しそうなレッスンですね。実際にそのような形をレッスンに取り込んでいるアデュールの講師はたくさんいます。どらえもんの単行本のバイリンガル版を使ったレッスンをしている講師もいます。その光景、なぜかとてもかわいらしく思ってしまいます笑。生徒さんも先生も笑。
今回の生徒様はとりあえず楽しく、それが基本にあるようで、そこのラインの維持がとても大事になってきます。
楽しい英会話レッスン。
これは一歩間違えれば、おちゃらけレッスンになってしまいますし、数ヵ月後に振り返ったときに全然力がついていない。。。と生徒さんが思ってしまうことになりかねません。
楽しいレッスンとは・・・・・楽しく、かつ力のつくレッスン。
当然ですが、生徒様はそう考えていらっしゃいます。雰囲気だけ楽しくするならたやすいものかもしれませんが、その中で常に生徒さんの成長をこっそりと意識しながら、会話の流れや、指摘ポイントなどをあげていく、これが講師にはとても大切な事で、生徒様とはまた違った視点です。
体験レッスンはとても楽しんでいただいたようで、話しやすく、なんでも質問できそうな先生の雰囲気がとてもよかったです、というお言葉をいただきました。嬉しい限りです!
実際にレッスンのフィードバックを講師に聞くと、会話の中での一定のスピードでの返答というのがまだまだ難しいようでした。
初級申告の方ですので当然ですが。頭の中で日本語をまず考え、それを英語にしようとする。でもそれが上手くできない場合がほとんど、という状況です。
こういう状況では、英語脳にする、という発想も必要ですが、やはり学生時代に習った英作文なども意識した語彙の並び替えの力が必要です。
それを意識しながら頭の中で作文をする、これが日本人英会話学習者の一番のネックだと思いますし、英会話をはじめた方々誰もが悩むところでもあります。
これは本当に効率的なトレーニングで場数を増やす事、これに限ります。
リスニングについては、講師の言ってる事のなかの、メインになる動詞や名詞といった、メインになる部分のみをなんとか拾えるという状況です。
学生時代にならった熟語単位での聞き取りという感覚ではないので、まだまだ聞けないところがたくさんあります。
英会話でのリスニングは誰でもそうですが、そこから少しずつ接続詞や、前置詞、冠詞が聞こえてくるようになり、それが前後の動詞、形容詞とセットで理解できるようになることで、苦痛なく1つの表現として、すっと入ってくるようになります。
でもそれはそれぞれの表現を注意して聞く、という事だけではなく、そういう表現があるんだと、事前に知っておく事、これがとても大切なんですね。
知っているからすんなり聞こえる、これはどんな言語を習う時にも共通して言える事なのではないでしょうか。
本日の生徒様は、自分が苦痛にならないギリギリのところで英会話とこれから向きあっていただきたいと思います。
本日は以上です。