こんにちは!
本日は““Do you see the cup half empty or half full?”という英語の表現”という英語のスラングをご紹介します。
目次
1. “Do you see the cup half empty or half full?”という英語の表現
コップに水が半分まで入っている場合、読者の方々は「半分までしかそのコップに水が入っていない」という見方をしますか?もしくは、「半分もそのコップに水が入っている」という見方をしますか?
そのように問いかける時に、“Do you see the cup half empty or half full?”という英語で問いかけられます。但し、これは文字通りにその言葉を捉えるというよりは、「コップ」を「人生」に例えて使われる事が多いです。「悲観的に」捉えて、「コップには半分しか水が入っていない」と判断するか、「楽観的に」捉えて、「コップに半分も水が入っている」と判断するか、という問いかけになります。“Do you see the glass half empty or half full?”も同様の意味で使われます。
人生の捉え方は様々ですが、“Do you see the cup half empty or half full?”という英語の問いかけを実際の英語の会話の中で使う場合は、「あなたは悲観的に物事を捉える方ですか?」もしくは「あなたは楽観的に物事を捉える方ですか?」という問いかけになります。“Do you see the cup half empty or half full?”という英語の表現を文字通り捉えるのではなく、「コップ」又は「グラス」を「人生」や「生き方」に置き換えて答えないといけないというのが、この英語の表現のポイントです。
“Do you see the cup half empty or half full?”のより直接的な英語の意味は、“Are you pessimistic or optimistic about life?”という問いかけです。日本語に訳せば、“pessimistic”は「悲観的」という意味で、“optimistic”は「楽観的」という意味なので、「あなたは人生を悲観的に捉えていますか」もしくは「あなたは人生を楽観的に捉えていますか」という問いかけになります。
勿論、これは日本語でも個人によって回答は異なり、正解があるわけではないのですが、“Do you see the cup half empty or half full?”という英語の問いかけは、何か良くないことが人生で起きた場合に、「まだ半分は満たされているから大丈夫よ」という風に、良い部分を見るように説得したり、促す場合に使われることが多いです。
2. 英会話で“Do you see the cup half empty or half full?”という英語の表現の使い方
大病をしたり、交通事故にあったり、自然災害にあったり、職を失ったりなどの「人生の災難」に遭遇した場合、人は「悲観的」になりがちですが、現状の良い部分に着眼して「物事を楽観的に捉えた方が良いよ」と自分を励ましたり、他人を励ましたりしたい時に使えるのがこの“Do you see the cup half empty or half full?”です。
下記の英会話は、交通事故にあった時に、この英語表現を使う場合の例です。
Oh, were you ok?
(え、大丈夫だったの?)
Yes, I was lucky. There were no cars around me. I just crashed in the pile of snow. The car was damaged, but I was ok. The insurance mostly covered the damages.
(うん、ラッキーだっだよ。周りに車がなかったんだ。雪の山に突っ込んだだけだった。車には損害があったけど、私は大丈夫だった。保険で損害はほとんどカバーできたよ。)
I’m glad.
(良かった。)
It’s like the ultimate question. “Do you see the cup half empty or half full?” I always think positively. I was sad that I could not go to the zoo that I had planned to go, but I was so glad that I didn’t get hurt. Also, I didn’t hurt anyone because there were no cars around at the time. I think I was lucky.
(「半分まで水が入っているコップを見て、半分しかないと考えるか、半分も入っていると考えるか」という究極の質問みたいだよね。私は、常に前向きに考えてる。計画していた動物園に行けなかったのは悲しかったけど、怪我をしなくて本当に良かった。後、その時は周りに車もなかったから、誰にも怪我をさせなかった。ラッキーだったと思うよ。)
Yes, the cup is still half full. You have your life ahead of you and you can even go back to Hokkaido and go to that zoo if you still want to.
(コップにまだ半分も残っている、ということだよ。これからの先の人生があるし、まだ行きたいと思っているなら、北海道にだって又戻ってその動物園に行けるよ。)
このように“Do you see the cup half empty or half full?”という英語の表現は使えます。「人生をポジティブに考えた方がいいよ」と提案したいときに、活用してみて下さい。
I went to Hokkaido last weekend, but I had a car accident when the car slipped on the ice.
(先週末に北海道行ったんだけど、氷の上でスリップして事故を起こしちゃったんだよ)