こんばんは!
本日は今日の体験レッスンの生徒様のお1人について少し。
こちらの生徒様、来年春から新社会人になられるピチピチ20代の方で、また将来的には国際協力に携わりたいという大きな夢を持っていらっしゃる方でした。
素敵ですね。
そういったわけで、勤務先や新しい職場でアピールになる「数字=資格」ではなく、国際協力の現場でしっかりとコミュニケーションをとれるリアルな会話力を求めて今回お申込いただきました。
実は先日もボランティアで海外に行き、自分の英語力を感じてこられました。
自分が想定していたキレイな文章はそこでは必要なく、多少荒っぽい文章でも相手は理解してくれる、という事を痛感されたようで、その一方、たとえ文法などが荒くても伝わるとしても、そもそもどういう言い方をすればいいのか、全く言葉がでてこないこともあった、とおっしゃっていました。
これらの経験から、当然美しい文章を作るのも必要ですが、世界の実務の現場では、まず自分のメッセージを多少荒い文章(程度にもよりますが笑)でもいいので、スピーディーに伝える事が求められていると感じられました。
日本で1:1の外国人とのレッスンでも多少会話スピードをあげないといけないと感じるとは思いますが、ビジネスや、ボランティアも含め、英語が共通語になっているこれらの場では、その中での英語のコミュニケーションのスピードに愕然とするものです。
そして、とてもシンプルなコミュニケーション表現も多々ある事に気付きます。
今回の経験を通じて、こちらの生徒様は難解な文章を、1つの単語のミスもなく作り上げなければビジネスやボランティアの世界では通用しない、というガチガチのイメージは払拭されたようです。
とても大きな収穫だったのではないかと思います。
さて、こちらの現在の生徒様の英語レベルですが、世の中的にいう超エリートコースを歩んでいらっしゃるこちらの生徒様は、やはり基礎語学力も非常に高かったというのが担当講師、ヨウコ先生の印象でした。
超一流大学に入学されたこちらの生徒様のボキャブラリは、海外生活の経験がなく、特別な英会話トレーニングもしていない方と考えれば群を抜いているという印象だったようです。
ただ、弱さはご自身でも痛感されていた発音、流暢さ、そしてリスニングといったところでした。
発音、流暢さは会話経験が少ないという点でどうしようもない部分ではあると思います。
リスニングはすでにお持ちのボキャブラリや英熟語を聞いた時に聞きおとしがあるという事は、やはり正しい音で英単語を覚えられていない部分も多くあるという事だと思います。
言語ですので、全てのスキルが全てにリンクするのは確かです。
こちらの生徒様は総合的な英語力アップを目指されているので、これらの弱い所はまずしっかりと潰していかなければいけないポイントです。
これから真っ白いキャリアというキャンバスに自分の努力次第で、どんな事でも描ける今だからこそ、そのチャンスを無駄にせず、全力で英会話に向き合ってもらいたいと思います。
本日は以上です。