リアルな英会話表現&英語文化紹介シリーズVo.11です!
以下の中で気になる表現をクリックすると、その表現説明の箇所にジャンプできます。
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お店や街中で、外国人の方に「お先にどうぞ」と言いたかったら、「After you.」または「Please go ahead.」と言えば大丈夫ですよ。外国では「Ladies first」と言って、女性に優しく接する文化が根付いていますが、女性のみならず目上の方、お子さん、困っていそうな方に「After you.」と一言声をかけると喜ばれると思いますよ。
他者への気持ちという例で言うと、どういたしまして、という言い方として、You are welcome以外に、It’s my pleasureやMy pleasureという言い方があります。pleasureは喜びを意味する言葉ですから、お力になれて光栄です、のように、相手を想う気持ちが込められていますね。
「好機を逃すな」を意味することわざで、「Strike while the iron is hot」があります。日本語の「鉄は熱いうちに打て」は、「手遅れになる前に行動しなさい」と「柔軟性のある若いうちに教育すべき」と2つの意味がありますが、英語の表現は1つ目の意味で使われるんですね。あなたは、どんな時にチャンスを逃がしたくないですか?
同じ意味ではないですが、この機会を最大限に活かす、楽しむ、というような言い方として、make the most of itという表現があります。仕事でハワイに行く機会が与えられたら、仕事は勿論、仕事後の時間はハワイを最大限に楽しまないと損ですよね。折角のハワイなんだからおもいっきり楽しまないと!というニュアンスでI’ll make the most of itとなるわけです。
各駅停車は「local train」、急行は「express train」、快速は「rapid train」、特急は「limited express train」、では新幹線は?JRでは例えば「Tokaido Shinkansen」と表記されていますが、「bullet train」という言い方もあります。「bullet」は「弾丸」という意味で、弾丸のように速いことや弾丸のような形から、この言い方になったんですね。
Bulletを使った他の英語表現として、silver bulletという言い方があります。直訳すると銀の弾丸ですが、これは打開策、特効薬、のような意味で使われます。銀の弾丸は狼男や悪魔を倒すものという事からこの意味で使われています。
アメリカでは、使わなくなった物を「garage sale」で近所の人に売る文化があります。「garage」は車庫のことで、自分の家の車庫に処分したい物を並べて売ります。日本の「フリマ」を自宅でやる感覚で、掘り出し物が見つかったらテンション上がるでしょうね。
日本ではgarageはガレージという風にカタカナ発音では言いますが、英語発音はgərɑ́ʒとなり、ガラージのような音になります。
アメリカのB級グルメで「TV dinner」があります。メインの料理と副菜がセットになっている冷凍食品で、電子レンジで簡単に温められ、テレビを観ながら食べるのが定番です。親が出かけてお留守番をしている時しか食べられなかったりするので、TV dinnerは子供にとって憧れの食事だったりします笑
電子レンジを英語ではmicrowaveと言います。レンジという言葉が英語のように見えるので、~レンジという言葉だと思ってしまいそうですよね。ちなみに電子レンジで温める、という意味の動詞もmicrowaveとなります。ですので、それをレンジで温める、というならI’ll microwave itとなるんですね。
「heavy」は「重い」のほかに「大量の」「難解な」という意味があります。例えば、「We are expecting heavy rain tomorrow.(明日は大雨になりそうだ)」の「heavy rain」は「大雨」。難しい仕事に取り組んでいる人には、「That sounds like a heavy problem. Is there anything I can do? (難しそうな問題だね。私に出来ることは何かありますか?)」と一声かけてみてください。
Heavyのこの例と似たようなものとして、bigもあります。Bigは大きいという意味が一般的に知られていますが、例えばI had a big lunchと言えば、何か大きいものを食べたわけではなく、たくさんの(大量の)ランチを食べたという事になります。
「2分の1」は「a half/ one-half」、「3分の1」は「a third/ one-third」、「2分の3」は「two-thirds/ three-halves」、「4分の1」は「a quarter/ one-fourth」、「4分の3」は「three-quarters/ three fourths」例えばレストランで、「How much would you like?(どのくらい欲しいですか?)」と聞かれて、3分の1欲しかったら「I would like a third.」と答えたらいいですよ。
細かい部分ですが、分子が2や3の時には分母にsがついていますね。Two/thirds,
Three fourthsのように。分子が1の時にはつかないという点を覚えておきましょう。
スペルを間違えやすい単語をいくつか紹介します。「diary」は「日記」、「dairy」は「酪農の、乳製品」、「daily」は「毎日の」。「advice」は「アドバイス」、「advise」は「アドバイスする」。「break」は「壊す、休憩」、「brake」は「ブレーキ、ブレーキをかける」。意味が違うので、少しずつ覚えていきたいですね。
スペルを間違いやすいものは他にもadapt/adopt、bleed/breed、blush/brushなど色々とありますね。