こんばんは!
少しづつ春に、という感じですね。
本日はアデュールの生徒様とのお話の中で出た話題について少し。
こちらの生徒様、普段は文法テキストの問題、レッスンの復習、シャドーイングなど色々な宿題をこなされているのですが、最近お持ちのノートを見せていただきました。
まず驚いたのは、レッスンで習った内容の多くをノートに書き落としていらっしゃるという事。
例えばシャドーイングトレーニングはある2人の対話文の素材を使っていらっしゃいますが、先生からの宿題はあくまでそこのシャドーイングをしてくるという事ですが、この生徒様はそのシャドーイングトレーニング、英単語を覚えるのに加え、全て文字に落とすようにされています。
実際に文字に書き落とすことで語順や、発音、英単語のスペルなど色々な気付きがあるので、とおっしゃっていました。
なかなかそういった事ができそうでできないのが、現実なのですが、こちらの生徒様、確実に文字化されていきます。レッスンで先生から配布された資料などもあくまで会話素材、もしくはディスカッション素材として渡されているものでも、自宅ではそれをノートに全て書き写すという作業をされています。
昔から聞いて話すだけでなく、読んで書くことも語学の習得には大切だといわれていますが、実際にこちらの生徒様はそれを強く痛感されているようで、文字化してできあがったノートに特に意味づけをされているわけではなく、文字化していく際に感じられる多くの時間、それを自分の英語力ブラッシュアップのとても大切な時間を位置づけていらっしゃいます。
皆さんはどうでしょうか。
書かないでひたすら声に出して読む、そういうスタイルを好む方もいらっしゃいますね。
実際それでしっかりとレッスンの内容が復習でき、しっかりと身につけているからもいらっしゃいます。
社会人の英会話トレーニングにとって必要な事はまず続けられる状態を維持する事。
それには多少の頑張りは当然必要でも、行き過ぎた勉強は継続できませんし、途中で必ずガス欠になります。そうならないために、自分の限界をしっかりと知り、そのギリギリまでの努力を惜しまないでいただきたいと思います。
そういった中で時間を絞り、文字化しないという選択もあると思います。
IT化がすすんだ現代、学習ツール、アプリは無限にあり、業界の人間でさえ全てをオンタイムで把握していくことは不可能です。
そういった意味では今のやり方にとらわれず、少し新しい勉強方法を取り入れるという視点、切り捨てるという視点も時には必要かもしれませんし、忙しい社会人にはそれが答えになるかもしれません。
私個人的にはこの文字化する作業はとても好きで、英語に限らず学生時代もあらゆる科目で文字化することを習慣としていました。
書くことで頭に蓄積されるものが多いという感覚は昔からありました。
皆さんにとって、必要な方法は何か、講師と相談しながら色々な経験談などを刺激にしていただければと思います。
本日は以上です。