こんばんは!
本日は今日の体験レッスンの生徒様のお1人について少し。
こちらの生徒様、外資系企業に勤めていらっしゃるエンジニアの方です。
業務にそこまで英語がこれまでは求められる事がなかったようですが、そこはやはり外資系。状況の変化は早く、最近では景気もよくないため、チーム編成での人員も減らされ、英語でのコミュニケーションを求められるようになってきたようです。
以前は英語のできる方に英語が必要な場面はまかせることができたようです。
ご自身はしっかりと仕事に集中。という形。
ただ、今は頼る人がいないので自分で外国人スタッフや本社スタッフとのやりとりを求められる場が増えてきたようです。社内にもアメリカ人が多くなってきたとおっしゃっていました。
こうなればやるしかありませんよね。
さすが普段からお仕事で使っていらっしゃるだけあり、外国人講師を目の前にしても(今回はネイティブ講師での担当でした)物怖じせず、とても落ち着いて会話をされていらっしゃいました。
といっても、私とお話されているときもとても落ち着いた雰囲気を持っていらっしゃったのでもともとの生徒様の特徴なのかもしれません。
外国人と話す事に極度の緊張感を覚える生徒様は多いものです。
そういう生徒様はHow are you?と聞かれた段階で、「え~っと。。」となるものです。
そういった意味で、こちらの生徒様は初級申告ではありましたが、この大きな壁を既に越えていらっしゃいます。
レッスンについてはご自身が弱点と考えていらっしゃるのは文法とリスニング。
なんとか単語をつなげてメッセージを伝えるしかない状況も多いようで、基本的な文章の組み立てがまだまだ時間がかかり、また文法の理解度も低いためその完成度も低いとおっしゃっています。
また、リスニングについてはアメリカ人の同僚と話す時に、何気ない短い質問なども全くわからない事が多々あるようで、基本的なフレーズを知らない事が原因ではあるものの、リスニングの弱さもとても痛感されているようです。
ここまでしっかりとご自身を分析されていらっしゃる方であればレッスンも、そして普段の自学習も効率的にすすめられるものです。
しっかりと自分の弱点を集中的に攻め、まずは何気ないナチュラルな基礎表現をおさえてもらうことで、基本的なコミュニケーションの円滑化をはかっていただきたいと思います。
今後の成長がとても楽しみな生徒様です。
本日は以上です。