こんばんは！
今日は金曜日。やっと一週間が終わりホッとしている人も多いではないでしょうか？
忘年会で毎日体にアルコールを注ぎ込んでいる人も多いと思います笑。
さて、本日は今週の体験レッスンの生徒様のお１人について少し。
こちらの生徒様、現在中学生で、今回アデュールでのレッスンをスタートされる事になった理由は、学校のプログラムで、来年海外留学する事が決まっており、それまで出来る限り英語力を挙げておきたいから、という事でした。
希望者を募り、希望者向けには特別な英語クラスも編成され、みんなで留学に向けて頑張っていく、という風になっており、ご両親としても学校に全て任せたい、というのが本音のようですが、やはりなかなかそこではカバーできないのがまた難しいところのようです。
生徒によって実力の差がありますし、また中学生という事でまだまだ自分を客観的に見る事が出来ていない部分も多く、親から見ていても、もう少しやり方を考えないと、と思われる事が多々あるようです。
海外生活をする訳ですから、勿論会話も重点的にやってはもらっているようですが、よくよく本人の状況を確認すると、決まった挨拶や自己紹介、先週何をしたか、などはお決まりのパターンとしてとてもスムーズに言えているようですが、そこから深堀された瞬間に、一気に単語で詰まるどころか、そもそも話す文法も実はかなり怪しい、という状況のようでした。
留学まであまり時間がなく、会話も文法も単語も、とお母さんとしては少し焦っていらしゃいますが、まずはご本人に自分の英語力を客観的に見て認識してもらい、そこから今はどのスキルを磨こうとしているという事を理解してもらいながらトレーニングを進めていく、という形で走ってもらいます。
中学生でもしっかりと自分で計画を立て、自分で自分を評価できる方は沢山いらっしゃいますが、お母さん曰く、自分の子供はそれがとにかく出来ない、との事でした。
だからと言って、何も考えなくていいからとにかく言われた事をやればいい、だとある程度までは力はつくかもしれませんが、主体的に、１つ１つの学習について、こういう所が弱いからこういうアプローチで進めている、と考えて学ぶ事で、同じタスクでも２倍の学習効果が得られます。
本人が考えてやる、という事はとても大きな事で、まずは体験レッスン時にはご本人に今の自分がどのようなレベルでどのような所が弱くどのような会話になっているのか、という事を意識してもらいました。
必然的にやるべきことを考えられるようになられましたし、あとは正しいトレーニングで進めていく事になります。
留学自体はお子様ご本人の希望で申し込まれているので、ご本人も英語の力をつけたい、という気持ちは強く持っていらっしゃいます。
お子様に多いのは、気持ちはあるけどどうしたらいいのかよく分からないからなんとなく流れに身を任せておく、という事です。
このどうしたらいいかを一緒に考えてあげながら、少しずつ自分で考えられるようにしてもらう事も講師の大きな役割の１つだと思います。
もう来年の今頃にはアメリカで勉強されている頃です。
若いので今からでもぐんぐん力はついていきます。
是非ここから頑張っていただきたいと思います。
本日は以上です！
