こんばんは!
プロ野球もメジャーも開幕して野球ファンにとっては最高の時期になりました。
サッカーはもう世界中がワールドカップまでのカウントダウン、という所ですかね。
さて、本日は今週の体験レッスンの生徒様のお1人について少し。
こちらの生徒様、現在服の卸売りをする会社にお勤めで、卸先には東南アジア諸国もあるようでした。
当然海外ではあるのですが、社内には英語ができる人がおらず、こちらの生徒様が社長から東南アジア担当を任されていらっしゃるようです。
ただこちらの生徒様も英会話は全く自信がなく、周りの社員と比べると「かろうじて」単語力があるかな、位のレベルのようで、そんな中東南アジア担当に任命されたことをとてもプレッシャーに感じていらっしゃるようでした。
国内の展示会には現地のバイヤーが来てくれるようですが、基本的に英語の会話となるとほぼほぼ出来ないというこちらの生徒様。
とりあえずメールアドレスの交換だけして後日メールで商談、という流れが現在の流れのようです。
本日の生徒様が考えていらっしゃるのは、展示会でも、そして電話越しでも実際に話してビジネスを進められる英語力まで上げていきたい、という事でした。
社内の東南アジアマーケットでの未来がかかった重役を任されているわけですから、手は抜けないですよね。
実際に色々な国の方々とメールでのやりとりはされてきているようですが、基本的に全て英語。
やはり英語での必要性をこの間の仕事の中でとても痛感されているようでした。
そもそも学生時代から基本的に「真面目」だったというこちらの生徒様。
授業もしっかり受け、定期テストもしっかり準備をし、常にクラスでも上位の成績を維持されていたようで、基礎の英語力についてはかなりしっかりとされているようでした。
東南アジアだけでなく、海外で英語で商取引をしている人たちがみんなとても英語が上手なのかというとそうでもない事も多々あります。
そもそも英語を第一言語として使っている国は世界の中では少数で、英語は母国語ではない国の人達が世界のビジネスシーンでは大多数です。
ブロークンな英語が沢山飛び交いますし、その中でどのようにキャリアップするかは実際にそのビジネスの世界に入って、現場の人達の英語を見聞きし、自分の進むべき道を決めるのが一番です。
本日の生徒様は基本的な単語力は恐らく東南アジアの取引先の人と同じくらいあるのではないかと思います。
ただ英会話をする、という機会がこれまで圧倒的に少なかった為、基本的な会話という事に慣れていらっしゃらない所が一番のポイントです。
言葉のつなぎ、あいずち、同意、否定、会話を止める、話題を変える、話を戻す、相手に集中してほしいように促す、など、実際の会話の中では色々な事を思いながら話を進めていきます。
そんなに難しくない言葉で多くのケースをまかなっていけるのですが、会話慣れしていない方は、「そんな簡単な言い方でいいんだ」という事に、教えてもらってから気づく事がとても多いですね。
知っている単語が沢山ある方にとっては、これはメリットと言えます。
学生時代の努力は決して無駄にはなっておらず、蓄積された知識の「使い方」を覚えていく事で、現場での実践力は飛躍的に向上します。
今後の生徒様のご活躍が楽しみです。
本日は以上です!