こんばんは!
あっという間に週末です。
東京も梅雨入りですが、明日はお天気がよさそうなので、梅雨期間での贅沢な行楽日和という所でしょうか。
さて、本日は今週の体験レッスンの生徒様のお1人について少し。
こちらの生徒様、現在化粧品関連の会社にお勤めで、今回アデュールでのレッスンをスタートされることになった理由は、お仕事でも将来的に使える様になりたい、という事もあるようですが、一番は大好きな海外旅行でしっかりと英語でコミュニケーションを取れるようになりたいから、という事でした。
海外旅行が好きな方にとって、現地で上手くコミュニケーションが取れないというのはとても辛いものです。
色々知りたいですし、好きな方は同じ国に何度も行く事もあると思います。
言語が通じなくても毎回新しい発見がありますが、現地の人と話す事で知る事の大きさは計り知れないものです。
こちらの生徒様が海外に行かれるペースは毎年夏と冬の年2回。
それをこの数年はずっと続けていらっしゃるという事でした。
海外でなんとかコミュニケーションをこなす度胸はついてきた、という事ですが、基本が出来ていないので結局知っている単語をポンポン投げてそれで全体の意図を相手に汲み取ってもらうという形のようです。
そこには時制、文法はなく、とにかく、taxi, downtown, cheap, late timeなどのような会話だという事でした。
相手がしっかりと聞いてくれれば分かる部分は多いと思いますが、それでも質問の内容を間違って汲み取る人もいるでしょう。
そしてその回答が微妙に自分の欲しかった回答に近いものの、来るべきはずの答えと異なる答えの時、それを信じるべきかどうかもまた疑わなくてはならなくなります。
自分の質問がおかしいから、返ってくる答えも頓珍漢な答えが返ってくる、というのは海外旅行あるあるの上位に常に入ってくるものだと思います。
そんなあるある嫌ですよね。
という事で今回こちらの生徒様は、文章で会話できるように、という事を強く希望されていました。
それには文法も必要ですし、フラットに話すのではなく抑揚をつけた話し方も英語の会話では大事になってきます。
多少単語1つの発音がおかしくても、イントネーションで全体の文意が伝わる、という事はありますし、英語ネイティブも相手の話す言葉を全て聞かないで、そのイントネーションや定型の表現からその先を推測して聞いているという事もよくあります。
だから後の方は適当ににごしても意図を理解してくれたりするんですね。
基本的なボキャブラリは少しずつご自身で蓄積されているようですし、文法の勉強も少しずつされてはいるようですが、海外にいくとどうしてもなんとなくすぐに話さなければ、という気持ちになってしまって、文章が滅茶苦茶になり先ほどのように単語を適当にならべてとにかく伝える、という形になってしまう、という事でした。
こういうタイプの方は、本当になんでもない事なんですが、話す前に、一度一呼吸おいてみる、一度小さく深呼吸して間を作ってみる、そんな事をするだけでも、ぐっと会話する時に落ち着いて話せるようになったりするものです。
そのうえでうまく話せない所は勿論トレーニングあるのみです。
次の旅行はもう2か月後。
是非頑張ってもらいたいと思います。
本日は以上です!