こんばんは!
土曜日の関東はあまりお天気がよくなさそうですね。
お洗濯は日曜日でしょうか。
さて、本日は今週の体験レッスンの生徒様のお1人について少し。
こちらの生徒様、現在自動車関連の会社の技術者としてお勤めで、今回アデュールでのレッスンをスタートされることになった理由は、日常的に書く英語のメールに加え、社内の外国人の中の大半を占めるフィリピン人スタッフとの英語での会話、そしてアメリカなど海外との英語での電話会議などの為、という事でした。
まさしく英語漬け、という毎日のお仕事ですが、とにかく会話する事にいつも苦戦されている、という事でした。
技術者の皆さんは専門の技術的な所に関しては、例えつたない英語でもなんとか意思疎通はできる事も多い、という方は多いですが、ただそれも勿論あくまで、分かる時もある、という事であって、技術的な単語によって、話しているトピックは分かっても、結局の所英文の構成自体の理解があやしく、前後関係などがあいまいになり、結局文脈を正しく理解できない、という事は往々にして起こります。
車の事故は最近は高齢者の事故でよく取り上げられますが、人の命にかかわります。
なんとなくの理解で勿論仕事をすすめられることはないはずですし、それだけにお仕事でも細かい部分の理解が怪しい時、なんとなくで終わらせられないだけに、その後同僚に細かく状況を確認するなどの「無駄な」時間が発生してしまう、という事でした。
ビジネスシーンにおいて、英会話や英語での意思疎通で困っていらっしゃる方々の悲痛な叫び、それがこの英語が分からずに必要になる「無駄な」内容確認の時間です。
これがとんでもなく実務にダメージを与えます。
日本語でちょっとしたことを伝える為のメールを2,3分で書けるものを、英語にすると30分かかる、なんて人もいます。
勤務時間8時間のうちの30分、実働労働時間のうちの6%の時間をたった1つのメールの返信に取られる。そんなバカげた話ありません。
経営陣からしてもそんな効率の悪い仕事はやめてくれ、という話になりますし、それを一番感じているのは紛れもなく、そのメールを書いて苦しんでいるその人本人です。
本日の生徒様は現在は英語のメールもgoogle翻訳を使いながら書いているという事で、文脈が怪しい事は100も承知で、それでもそれに頼らなきゃ仕事が前にすすまない、という本当に追い込まれた状況にいらっしゃるという事でした。
レッスンではライティングの添削、英会話、そしてボキャブラリ強化、速読、色々な側面からのアプローチが必要なようです。
とにかく現場ですぐに使える英語力を、というのがこちらの生徒様の切実な思いです。
ただ、英語力、一朝一夕でどうにかなるものではないのがこれまた難しい所ですよね。
地道に日々の努力を重ね、ただただ無心に努力を重ねていくらかの年月が経過したときに、振り返ってみるとそういえば始めた頃よりも力がついているな、とぼんやりと感じる、そういうものだと思います。
急ぐ気持ちは十分わかります。ビジネスの現場では待ったなしです。
ただ結果はそのスピードではついてきてくれない事も十分理解して、ただただやれることをしっかりと今この瞬間にやっていく。
その先に光が見えてきます。
今後の生徒様のご活躍に期待です。
本日は以上です!