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英語のスピーキング力

こんにちは。

 

東京は今にも嵐の予感ですね。

 

今日は「英語のスピーキング力」という話題にしたいと思います。

 

日本人講師として英会話業界にいると生徒様から英会話について色々なお話をお聞きします。そのお声の中でとても多いのが、「会話の中で英語がすぐに出てこない」、「文章が組み立てられない」、「スピーキング力がない」というものです。

 

「英語のスピーキング力」。

 

まず多くの方が誤解されているのが、「ある物事やレッスンをきっかけに、”スピーキング力”という、何か1つのまとまったスキルが丸ごと一気に取得できる」というものです。この豆を食べれば明日からキミも出来杉君になれる!

 

・・・無理ですよね。

 

あくまで初心者の方を対象にしてお話させていただきますが、英語のスピーキングに必要な事はこの2つ。

①文章を組み立てられる基本的な文法の知識

②ネイティブが実際の会話で使っている表現を文章丸ごと覚え、そのまま会話の中で使うコピペ(コピー&ペースト)力

 

①は誰でも想像がつくと思いますが、やはりとても大事です。ナチュラルなフレーズをたくさん覚えてもなぜそれがその順番に並べられているか、それぞれの英単語の機能はどのように働いているのかを理解していないと、文章組み立ての応用力がつかないですよね。人間の記憶力には限界がありますし、何万もの英語の文章を法則もなくただ覚える事ほど非効率な事はありません。

 

②はまずネイティブの表現をそのまま丸ごと真似しようよ、という事です。それって①で言ってる事と矛盾していない?と言われるかもしれませんが、矛盾していません。①と②併用するからです。

ネイティブの会話をたくさん聞けばみんな同じ様な文章をたくさん使っている事に気付きます。それらの定番の文章があるのに、それを無視して文法的に考えて全て自分オリジナルの文章を作るのはとても非効率ですよね。それにナチュラルな英語になりません。

 

実戦的な英会話はまず、コピペでどんどん目の前の会話をつなげていく。その中で相手の表現などを盗んでいく。コピペができる素材が自分の中にない時は、①で学んだ文法力を駆使して文章を作ってみる。こうする事で、会話にスピードが生まれますし、会話がつながる事で自分の英語力に自信を持てるようになります。

 

1点だけ注意点があります。コピペの文章もできれば文法的に考える時間をとっていただきたいです。

「It’s been a while! 」 久しぶりの友達に会った時などに久しぶりだね~っという意味で使います。そのままコピペで使っちゃえますよね。久しぶりに会った外国人の知人にこれを言えば完璧です!

 

でも、ここから一歩進んで、has been + a while で文法的に考えると現在完了だな、a while(一定期間)が継続したんだな、つまりしばらく会ってない期間が継続していたという意味だな、なんて考えられるようになると英語も楽しくなってきますよね。

そうなるとその後ろにIt’s been a while since we last met.などをつけて言うフレーズも納得できますよね。前回私たちが会ってからしばらく時が経過したね、という意味ですよね。

 

It’s been a whileはその後ろのフレーズを省略してるんですね。それで日本語的に訳すとそのシーンでは久しぶり!というので久しぶりという翻訳がされているんですね。

 

目の前の会話はとりあえずコピペでしのぐ!でもしっかりその意味も考える!これが実践的、かつ力になる英語のスピーキング対策ですね。

 

日本人講師の特徴も是非一度ご覧ください。

 

あっ。ついに雨が降ってきました。明日の朝にはやんでほしいですね☆

今でも子供達はテルテル坊主作ったりするんですかね。20年くらい実物見た記憶がありません笑。

 

では!Ciao!

 

 

 

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