こんばんは!
大相撲白熱してますね。
他のスポーツも、そして夏の甲子園も、やっぱり夏はスポーツですね!
熱中症だけは気をつけて。。
さて、本日は今週の体験レッスンの生徒様のお一人について少し。
こちらの生徒様、現在製薬会社のグループ会社にお勤めで、今回は将来的に必要な英語力を今から備えておきたい、という事でアデュールでのレッスンをスタートしていただく事になりました。
今現在のお仕事場は出戻りという事で、最初にお勤めされてから、大学院で学び直し、そして他企業をまわって、元の会社から戻ってきてほしい、という誘いを受けて現在に至られます。
色々ご自身に出来る事は何なのか、という事を模索され、その中で沢山の経験をされてこられたこちらの生徒様。
1つ1つの判断をしっかりとご自身の頭で考えられ、言葉1つ1つをしっかりと選んで話される様子は、これまでの多くの努力を節々に感じさせてくださいました。
アメリカなど海外では社会人になった後で、大学で学び直す、という事は普通にある事です。
日本ではMBA留学くらいはなんとなく理解できても、再度大学で学び直し、という事に対しては、なかなか挑戦できない、という方が多いと思いますし、日本社会自体がまだそのような形をしっかりと受け入れるだけの雰囲気になっていないですよね。
グロービスなど、曜日、時間、そして受講コースまで柔軟にしているような所があっても、まだまだ社会人になって学び直す、というのは一般的ではないと思います。
多くの社会人学生の方々のお話を聞くと、社会人になって、学べる事の喜びや素晴らしさ、そしてその価値を初めて感じる事ができている、と話されます。
社会人になる前の自分と、社会を経験してからの自分では、誰でも考え方が変わってきているはずですし、大学時代、もっと勉強しときゃよかった、、、なんて事はよく聞くフレーズです。
今回の出戻りは、こちらの生徒様にとっては、なんとなく運命的な物を感じていらっしゃるようで、色々な場所で色々な事を経験し、感じる中で、結局最初にお勤めされていた場所でのお仕事にご自身の将来の道がぼんやりとみえていた矢先のお誘いだったようです。
これも大学と同じで、最初にいた時にはその価値や自分にとっての意味がまだはっきりと分かっていなかったものが、他をみる事で分かるようになる。
素晴らしい事だと思います。
経験は、その経験したそのものだけを自分の力として備えてくれるだけでなく、異なる経験をも、改めて考えなおしたり、見直すきっかけを与えてくれるものです。
本日の生徒様は、レッスンについてはまずは基本的な英文法から会話トレーニングまで、先生のオススメの形ですすめさせていただきたい、という事でした。
今すぐに英語が必要というわけではないこちらの生徒様の仕事環境ですから、そのうちにしっかりと基礎の基礎からたたきなおしておきたい、という事でした。
仕事で英語が必要になってくると、どうしても実用的な、実際の仕事で必要な英語に近いもののみにレッスンの方向性を向けてしまいがちです。それは勿論仕事の事を考えれば大正解なのですが、でも、その大前提に時間をかけてやらなきゃいけない他の事があるのも事実ですが、なかなかそこに強い意識が向かない、というのが現実です。
まずはしっかり基礎固めから頑張っていただきたいと思います。
本日は以上です!